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【体験談】税理士に創業融資の相談してきた

こんにちは、名古屋で社労士事務所を開業準備中のもちづきです🌸
ここ最近でワーッと準備することが多くなり、なんやかんや毎日せわしなく動いています。
今は特にPowerPointを使って色々と資料作りに励んでいるのですが、これまた難しいです💦
開業まで約一ヶ月。
怖い気持ちも高まってきましたが、楽しみな気持ちも高まってきています!


さて、今日は

【体験談】税理士に創業融資の相談してきた

について投稿します。

具体的な金額も書いていこうとおもうので、少し生々しくなってしまうかもしれません。
あまり見たくないよ、という方はココで閉じてくださいね💦



創業融資を受けようと思った理由

まず、当初は創業融資を受けようと思っていませんでした。
士業は特に「仕入れ」というものがなく、自宅開業というのもあって、
自分の貯金だけでもなんとかやっていけるかな、と思ったからです。

ですが、名古屋の商工会議所の創業塾を受講したところ、

「創業塾を受講すると、日本政策金融公庫の新創業融資制度の自己資金要件を充足したものとして、利用することが可能」

ということを教えてもらいました。

ここで、せっかく受講して利用できる制度があるなら利用するのもアリなのかな、と思い始めました。
また、個人的に受けていた起業コンサルでも、先生から

「お金が無くなることを怖がって挑戦できないのはダメ。そこは会社員と経営者の思考の違いだから、経費を使った分成果をどのくらい出すか考えないとダメだよ。」

と良く言われていたのもあり、自分の経験にもなるので創業融資に挑戦してみようと思いました。


日本政策金融公庫HPで情報収集

まずは、日本政策金融公庫HPで創業融資について調べました。

創業計画作成について、動画解説があるのでわかりやすいです。
創業塾でもざっくりと売上計画や経費の概算予想は立てていたのですが、
提出用の創業計画書を見て、もっと細かく金額は詰めていかないといけないな、と感じました。


Excelで収支計画表を作成し、融資希望額を決める

開業から1年間の売上と経費計画を作成してみました。
経費は毎月約10万円という計画なので、1年間で120万円の融資希望額を算出しました。
以下、ひと月の経費の内訳です。

・通信費(インターネットやサーバー代、連絡アプリ使用料含む):2万円
・住所レンタル、郵便転送費:1万円
・社労士会費:1万円
・個別相談会場費:2万円
・書籍代、セミナー受講費:1万円
・システム利用料:1万円
・交通費:1万円
・雑費:1万円

私は自宅開業予定ですが、シェアオフィスの住所だけレンタルして登録予定です。

社労士会費は正確には月1万円よりも下ですが、ざっくりとした概算なので1万円にしています。

個別相談は1時間単位で会議室を借りようと思っているので、週2回各3時間でひと月の会場レンタル代を算出しました。

システムはSmartHRとマネーフォワードを利用する予定です。
システム導入専門で行う予定なので、自分で手続きや給与計算を請け負う予定はありません。
なので、システムは操作マニュアル作成やHP内のブログを書くための研究目的で利用予定です。

マネーフォワードは自分の確定申告でも利用予定です。
そのため、2つのシステムの料金パックを併せて約1万円です。
社労士が給与計算を請け負ってシステムを利用する場合はまた別料金体制があるのですが、今はそちらは利用する予定はありません。

もう少し雑費や書籍代はかさむかな?とも思ったのですが、最初なのでこの金額にしてみました。
話がそれますが、法律書籍専門のサブスクを発見したので、トライアル利用予定です。
専門書はお値段もしますし、自宅開業なので沢山書籍を購入しても置く場所が無いので悩んでいました。
サブスクでkindleみたいにタブレットで読めるならめちゃくちゃいいな!と思って申し込みしてみました。
こちらもレポを書こうと思っています。


税理士の選び方

私は自分と同じように個人で開業し、創業融資を経験したことのある方に相談したいと思いました。
理由は、同じことを経験している方でしかわからないことがあると思うからです。

「創業融資受けたいと思うから挑戦する!」と言っても、もちろん怖い気持ちはあります。お金を借りること自体初めてのことです。
士業ではなかなか創業融資は受けてない方が多い印象ですし、税理士法人だと自分で創業融資を受けた経験がある税理士は少ないのかな、と思い、

・個人で税理士事務所を開業している
・HPで創業融資相談を受けていることがわかる
・HPやブログで自分が創業融資経験を経て開業したことを発信している

以上3点を満たしている税理士に相談しようと思い、探しました。

幸いにも近所にドンピシャで当てはまる税理士事務所があったので、HPから相談申し込みをしました。


相談の流れ

まず、日本政策金融公庫の創業融資について概要を説明いただき、それからこちらから聞きたいことを質問するという流れでした。

私からは、

・作成した収支計画で無理な印象を受けるところはあるか
・日本政策金融公庫の創業計画書を作成するときに気を付けるポイント
・融資希望額は適切か
・もし融資が通らなかったら、開業後に融資を受けたい時が来た際に不利になるのか
・金融機関との付き合い方

について質問しました。

2点、「聞いておいてよかった・・・!」と思ったことがあります。

1点目です。
創業計画書は作成していきなり窓口に持ち込む前に、サポートサービスに持っていって計画書を見てもらったほうが良いとアドバイスを受けました。
日本政策金融公庫のサポートサービスでは、計画書のブラッシュアップの指導や、マーケティングについても情報提供をしてくれるそうです。
ご自身も融資を申し込む前にサポートセンターへ行ったというお話をしてくれました。
マーケティングについて教えてくれる、というのは実際サポートセンターへ行ったことがないと分からない情報だと思うので、知れて良かったです。

2点目です。
最初の屋号通帳を作成するのは、「信用金庫がマスト」と教えていただきました。

近くにメガバンクがあるので、なんとなくメガバンクの方がいいのかな?と思っていたので驚きました。
信用金庫がマストな理由は色々あるのですが、まずは信用金庫との関係性を築くのが大切なので、絶対に先にメガバンクで通帳は作らない方が良いというアドバイスでした。
他にも大切な理由があるのですが、公にしてよいことか判断ができかねるので、気になる方は税理士に聞く機会があれば聞いてみてください。


相談後にやったこと

相談後、早速日本政策金融公庫の創業計画書と月別収支計画を作成しました。
人によりますが、結構時間がかかると思います。
ざっくりと先に収支計画をExcelで作っておくと、修正しながら転記するだけなのでおススメです。

ビジネスサポートにも連絡しました。
一度計画を見てもらう予定です。


相談してみた感想


「相談してめちゃくちゃ良かった!」

と思いました。

計画書を作成していきなり窓口へ行くのも怖かったので、先に見てもらったり、融資関係のアレコレな事情を知れたのも良かったです。

そして、何より同じように創業融資で開業した先輩の実体験を聞けたのが勉強になりました。
融資を受けられるかわかりませんが、計画書を作成したのも頭の整理になったので良い経験でした。
例え融資が通らなくても、計画書を作成し、人に説明し、指摘を受けて修正する、という経験ができただけでも本当に良かったと思っています。


またサポートセンターへ行った後のレポも書く予定です。
結構生々しい投稿になってしまったので、気を悪くした方がいらっしゃったら申し訳ございません。
少しでも、開業を考えている方の参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました😊

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