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【④分数の計算】数学をやり直す~小学校編~

この記事は、小学校の算数から数学をやり直してみようと一念発起したある40代女性の学習日記である。詳細は「はじめに」の記事に書いているが、数学を復習することで、筆者にどのような影響を与えるのか。その辺りも観察していきたい。

今日は、『小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる本』及び『小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる問題集』での4つ目の単元である「PART4 分数の計算」の学習について振り返りたい。

写真の通り、この単元は分数とは何かということ、約分と通分、分数と小数の変換、そして分数の四則計算を取り扱っている。


ここで、私は分数の割り算の本質を知った。

私が小学生の時、分数の割り算は「割る分数の分母と分子をひっくり返して、かける」と教わった。なぜそうするのかはわからないまま、そういうものだと覚えて計算していた。

ジブリの『おもひでぽろぽろ』という映画のワンシーンで、主人公が分数の割り算の「割る分数の分母と分子をひっくり返して、かける」ということに疑問を持つ場面に遭遇しても、「そう言えばなぜだろう?」とは思うものの、その理由を調べずに時は流れた。

そうして、三十余年過ぎた今。算数からの学び直しで手に取った参考書を見て、初めて意味を知ることになる。

その全文を書くことは差し控えるが、「割る分数の分母と分子をひっくり返して、かける」ことの本当の意味を私は参考書を通じて知った。驚きと興奮で満ちた。そうして、おぼろげながらも長年の疑問は解消したのである。

私はこのことから、「なぜ?」という疑問すらなかったり、「なぜ?」を忘れていくのは、寂しいし、とても勿体ないことだと思った。それと同時にとても怖いことだとも感じた。

「なぜ?」と疑問に思うことは、自分の人生を能動的に生きるために必要なことだからだ。私はこれらの気持ちを噛み締めながら、これからの人生に臨みたいと思う。

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