服装選びは心を整える行為

ただ着たいから選ぶのではなく、着たいと似合うの両方・・言い換えれば、自分と他人の両目線で選ぶことにしたのは割と最近になってから。

適当に選ぶと、見た目の印象を下げる。
良くも悪くも人の心を動かすことを知ってからは、服装選びの基準が変わりました。

その際に気をつけていることは、着丈や肌の見え方、さらに天候や体型などの細かい部分にまで目を向けること。
いちいち手間のかかる作業ではあるものの、そうした自分への配慮が相手への配慮につながると思うと、ここも欠かせません。

そう、服装選びは自分自身の心を整えるための時間なのです。

目に見えない障害者はこの作業も苦手です。
同じモノへのこだわり・見られる自分像がぼやける想像力の弱さなどの特性が絡まるため、なかなか手をつけられません。

わたし自身もそうでしたが、あらゆる人との関わりから、見られる自分像がハッキリ見えるように。やはりそのような「人との接点」を多く持つことが大事であることを再確認しました。

人の心を動かすのだから、適当に選ぶのは時間や機会の損失につながる。そういうもったいない行為を繰り返した分をいま取り戻しています。