学び直しは小説から
紙の本ではなくnoteから。
そのnoteにある小説はこちら。
つまり今回の記事は読書感想であり、
作品をきっかけに気づいたある失敗についてもお話しします。
まずは感想を。
最初に感じたのは、嫌な人がいないこと。
それぞれの登場人物は優しくて思いやりが溢れていて、
またそれが飾らないありのままの姿。
ひとりの思いが別の人の心に繋がり、やがてひとつの輪になったような豊かな世界が辺り一面を覆う。
ちゃんと感想として成立しているかはわかりませんが、心に響いたのは確かです。
(このnoteだって既にそうじゃないかと)
続いて、自分の失敗について。
それは、人に善意の押し付けをしてしまったことです。
およそ2年前から人生を変えるコミュニティに所属していますが、
その仲間のひとりである青年が物事に対して消極的な印象に見えたので、これでは自分だけでなく周りも困るだろうと、数回やんわりと注意や変わるためのヒントを与えました。
当時は本人の成長をサポートする目的で接しました。
ただ、表向きの顕在意識はそうでも、裏の潜在意識下のわたしは相手の可能性に不信を抱いていた。
ここで度々出している他人との境界線。
そのコントロール力が衰えていたということです。
この言葉に触れたときハッとしました。
信じて待つこと。
その時間が長くかかろうと信じきる。
わたしに欠けていたものです。
つまり先回りしてしまった・・
子育てにおいてもそういうのは子供の可能性を摘み取る理由になることは自分の体験も含んで知っているのに。
加えて周りにいる他の仲間たちが見せる成長速度を見て比較してしまったこと。これではやがて居場所がなくなるだろうと感じたわたしは仲間たちがいるフィールドに連れて行こうと引っぱった。
あぁ・・やってしまった。
相手はわたしをどう思ってるかはわかりませんが、余計なことをしてしまったっと反省中です。
信じて待つことは溢れるくらいの寛大さというエネルギーが必要。
それを自分自身が見つけて与える。
これはわたしにとって大きな課題です。
このタイミングで出逢えたことに意味があるように思えます。
学びのポイントをまたひとつ見つけた。
わたしにとってありがたいきっかけです。
この小説を書いたRaMさんには大変感謝しています。
本当にありがとうございました。
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