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ナメられない話し方

それは、ボリュームやイントネーションなどの抑揚をつけること。

目に見えない障害者は、このコントロールも苦手です。わたしもこの問題に悩まされたひとりでしたが、あることでほぼクリアできるまでになりました。

そのあることとは?・・あらゆる人との会話を通して話し方を学んだこと。

わたしは以前、会話教室に通いました。
プロのコーチから会話の基本を学ぶ目的でしたが、根本から変わったという手応えはありませんでした。
(会話が成立する仕組みなど、理論的ことを知ることはできましたが)

結構のところ、座学よりもあらゆる人との会話の方が遥かに学習の質が上がったのです。
(ロープレもあったけど、あれはそもそも演技なので)

そう、わたし自身ようやく「伝わる話し方」ができるようになったという感覚。
(文章を読む感じから、感情が伝わる感じに)

当事者は会話の際、話の内容が伝わることにこだわるそう。だからなのか、話し方のコントロールにまで意識が回らず、理解以上に大事な共感が得られないだけでなく、ナメられたりもします。

こうした経験から言えるのは、座学は物事を頭で記憶するものだから持続しづらい。
でも、あらゆる人との会話は物事を体で記憶するもの。やはりこちらの方が持続しやすいように思えます。

つまり、「経験に勝るものはない」ということ。

わたしはずっと自分の話し方が嫌いでしたが、いまはそのような感情がありません。
なので、こういう部分においても、やっと普通になれたなと安心しています。


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