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追憶〜海の日🌊

海の日を
幼き日の
追憶に浸って
過ごした

遠く 
黄金色に輝く 
海原

あなたは 
よく海岸へ
連れて行ってくれたね

私は
波打ち際を
いつまでも
飽きずに歩いた

寄せては返す
波に
靴が
濡れないように

だって
その際を
歩きたかったんだ
映画の
主人公のように

ある時は
大きな岩を
ぴょんぴょん飛んで
あなたのもとへ
駆けて行った

潮風が髪を
たなびかせた

『私は生きている』

またある時は
漁港に吊るされたタイヤで
小さなクマノミを
懸命に
釣り上げようとした

小さな命が
愛おしかった

時折
無性に
海が見たくなるのは
そんな
幼い日々が
あったからだろうか

魚を釣り上げて
笑っていた
あなたは
もういない

遠くへ逝ってしまった

それでも最後に
私の言葉に
ほほえんだ

そんな贈り物を
私に残して

シロクマ文芸部|お遊び企画「海の日を」に参加させてください🙏
どうぞよろしくお願いいたします💓

題を間違えていました💦
『追憶〜海の日🌊』です。
初めにスキしていただいた方、ごめんなさい🙏🙏

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