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うっかりミスが治らない件について

僕は、自分で言うのもなんだが、非常に抜けている。ポンコツである。

今までに、例えば以下のようなことをやらかしてきた
・海外旅行中に預かっていた友達のSIMカードを僕のカードとともにホテルに忘れる
・那覇から羽田の飛行機を寝坊で2回乗り過ごす
・パスポートの有効期限についてよく調べておらず、空港で自分だけ海外旅行にいけなくなる

大きいので言うと、こんな感じ。
ちっちゃいのはたぶんもっと山ほどある。

うっかりミスなんて誰にでもあるものだと思う。
でも、仕事でのうっかりミスは、本当に人に迷惑をかける。
だから僕は、切実にこれを直したいと思っている。

幸いなことに、今のところ(1年半くらい)は、
仕事でそこまで大きな”うっかりミス”はしていない。
でも、ヒヤリハットはいくらでもあるので、このままだとまずいと思い、
考えを整理するために、こうしてnoteに綴っている。

■「うっかりミス」の原因とその対策

僕が考えるに、「うっかりミス」の原因の本質は3つだ。
①情報や行動の優先順位付けがうまくできていない
②物事を楽観的かつ主観的に見る癖がある
③ひとつのことで頭がいっぱいになる

①情報や行動の優先順位付けがうまくできていない

僕はよく、あるタスクをしている最中に他のタスクに関するメールが
来ると、作業を中断してそっちに気が向いてしまうことがある。
また、別の物事をぼんやり考えながら作業をして、
ありえないコピペミスをしてしまうなども日常茶飯事である。

こういった状態は、頭の中で”マルチタスク”をしており、
うまく自分のタスクの優先順位をつけられていない状態と考えられる。
人間の脳は、たぶんマルチタスクができるようには作られていない。

ひとつひとつ、優先順位をつけて、丁寧に解決していくことが必要だ。

対策としては、
考える必要があることややることをメールの下書きや紙に書き出して、
一つ一つの作業が終わるたびに確認することだ。
そうすることで、今あと何が残っていて、
今すぐに考えたり、とりかかる必要があるものが目に見えるようになる。
そうすると一つ一つを落ち着いて丁寧に片づけられるようになっていくから、うっかりの抜け漏れも少なくなる。

②物事を楽観的かつ主観的に見る癖がある

ぼくは結構、楽観的な人間である。
メリットももちろん多いと考えているが、
「自己中心的な考え」や「自分の都合のいいような解釈」にならないようにしないといけないな、と日々思っている。

楽観的に物事を見ていると、「うっかりミス」を「しょうがない」と
捉えすぎてしまうばかりに、そこからの学びを得て改善しようとしなくなる。

「このミスは本質的なミスじゃないから」「これくらいならいいでしょ」
「あ、あそこ抜けてたけど、まあ何とかなるはず、大丈夫だろ」とか
僕はたぶん、自分を守るために、自分の都合のいいように解釈する癖がある。

でも、そういうひとつひとつが積み重なって、
本当に大きなミスを引き起こす可能性は十分にある。

自分がめちゃくちゃ大事なことを相手に頼むとき、
「80%までは確実にミスなく仕上げる人」と
「120%で仕上げてくるかもしれないけど、5回に1回は30%を出す人」だったら、大事なものであればあるほど、僕は前者に頼みたいと考える。
なぜなら、見通しがつくから。

これは心の問題で、一つ一つのミスを客観的に見て、分析し、
原因をつきとめ、改善に努めなければならない。
自分の都合のいいように解釈していては、後で困るのは自分だ。

③ひとつのことで頭がいっぱいになる

例えば日常の中で、
「デートに遅れる、あの電車に乗らなきゃ、すぐ出なきゃ!」
と思って家を急いで出たら、肝心の財布を忘れていることに
電車に乗ってから気づいた、みたいな経験はないだろうか。
(もちろんぼくはめちゃくちゃある)

ひとつのことで頭がいっぱいになってしまうのだ。
そういう時こそ、ひとつ深呼吸をして、普段通りを心掛けること。
ひとつではなく、全体をゆっくり見渡すことが必要だ。

①で書いたことと少し矛盾すると感じるかもしれないが、
①で書いたのは、「冷静に一つに集中しよう」ということで
こっちは「冷静にタスクを並べよう、俯瞰しよう」といったことだ。

本当に急がなくちゃいけない時も、
僕の尊敬する小林弘幸さんの言葉を借りると、
「ゆっくり急ぐ」という状態がベストである。
心はゆっくり、体は素早く、みたいなイメージだと思う。


ああ、うっかりミス、仕事でも日常でも、減るといいなあ。

本日はこれにて!






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