父の実家で親戚の幼子をあやす夢を見た。
幼子特有のミルクのような柔らかい匂いを感じながら幸せな時間を過ごしていた、ように思う。
事態が一変するのはその後である。
幼子が突然空中の「何か」に怯え出すのである。
幼子曰くこの部屋に見えない「何か」がいて、我々を見下ろしている、というのだ。
私含め他の親戚も訳がわからない。
ただひたすらに幼子が怯えるので、私はその子に覆いかぶさるようにして、その「何か」がいなくなるのを待った。
幼子はしばらく怯えていたが、しばらくすると落ち着いた。
幼子曰く「何か」は二つに増え、キスを交わしどこかへ消えたという
「霊の類だとして、この家を訪れるものといえば…」と考え、俺はひいおじいちゃんとひいおばあちゃんだろうか、などと考えていた。

という夢を見た。

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