不登校支援という危うさ⑦

今回は兵庫県で起きた問題を紹介します。
問題よりも、処分の軽さに本当に驚いてしまいました。

兵庫県下の公立学校の先生が女子生徒にラブレターを送って処分されたようで、大きなニュースになっています。女子生徒は気が動転して学校をかなり休んでしまったようですが、先生は1月の減給処分だけとのこと。信じられません。私は分限免職(懲戒解雇)にすべきだと思います。ちなみに、記事の中にある「公然わいせつ」というのは先生が公園でチンチンを女子中学生に見せびらかしたというもので、こちらは分限免職になったようです。

ABCニュースの記事より引用させていただきます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/71bd6040da287ec8638b7955d6946f8fa0a8ded6

兵庫県立高校に勤める50代の男性教師が、女子生徒に好意を伝える手紙を授業で使う冊子にはさみ、生徒に渡したとして減給処分を受けました。  兵庫県教育委員会によりますと、県立高校に勤める50代の男性教師は去年12月、女子生徒への好意を手紙に記し、授業で使う冊子にはさんで生徒の机に置きました。  そして授業が始まる前に女子生徒を呼び止め、手紙を冊子に挟んだので、誰もいないところで読んでほしいと伝えたということです。  手紙を読んだ女子生徒が保護者に報告し、保護者が担任の教師に連絡したことで発覚しました。  女子生徒は手紙を読み、その一方的な内容に動揺し、去年12月からことし1月にかけて通常の3分の1程度しか登校することができなかったということです。  教育委員会の聞き取りに対し、男性教師は「自分の気持ちを伝えたいという一心で手紙を渡した」と話しているということです。  県教育委員会は22日、男性教師を1ヵ月の減給処分としました。  このほかにも、公然わいせつや酒気帯び運転など6人の懲戒処分が発表されています。  教育委員会は「極めて遺憾であり、再発防止にむけて県立学校および教育委員会に指導してまいりたい」とコメントしています。

ちなみに最近の公立学校の教師の性犯罪に係るデータはこちらより。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231223/k10014297291000.html

児童生徒への性暴力などで懲戒処分 公立学校教員242人 昨年度

児童や生徒などへの性暴力やセクハラ行為で、昨年度、懲戒処分などを受けた公立学校の教員は242人と、2年連続で増加したことが国の調査でわかりました。
文部科学省によりますと、昨年度、児童や生徒、同僚などに強制わいせつや盗撮といった「性犯罪・性暴力」や「セクハラ行為」をしたとして懲戒処分などを受けた公立学校の教員は242人で、前の年度より26人増え、2年連続で増加しました。
所属する学校の種別では、▽小学校が69人▽中学校が85人▽高校が69人▽特別支援学校が16人などとなりました。
被害に遭ったのは、▽自校の児童が21人▽自校の生徒が88人と児童や生徒などに対する行為が全体の67%を占め、▽自校の教職員が36人▽教育実習生が4人などとなっています。
児童や生徒などへの「性犯罪・性暴力」で処分された教員は119人で、このうち118人が懲戒免職となりましたが1人は停職処分でした。
児童や生徒に「性暴力・性犯罪」が行われた場面は、▽勤務時間外が7割を占めましたが▽放課後や▽休み時間▽部活動など学校内でも行われていました。
文部科学省は「今年度も相次いで発生しておりわいせつ行為は、原則、懲戒免職という厳しい処分になることを周知するなど、危機感を持って対応していきたい」としています。

私はこれまであまり先生の性犯罪について目くじらを立てて文句を言ってこなかったんですが、最近の「不登校支援の流れ」を問題視しており(理由は前の記事)、そんなことをやるなら、先生方の性犯罪等の問題についても言わせていただくよりほかないと思っております。まずは教師の質を確保するのが先ではないか、ということです。性犯罪者や問題教師ばかり抱えておいて、授業についてこれないなら不登校学級に行け、という態度には問題があります。特に兵庫県には問題があると思います。

私がそう考える理由はこれ。動画をみてください。
兵庫はかなり独善的な自治体です。ちなみにPTAを使ってまで接種勧奨していたようで、SNSで大きく炎上しておりました。


自らを省みることなく、なんでもゴリ押しすればいいと考えている自治体は危険です。「ワクチンを打て!」、「不登校学級に行け!」ばかりが先にくる自治体は危険です。そもそも、教師に問題が多いわけですから、免許の更新制をしっかり生かすように制度改革すればよかったと思いますが、これ、なしくずし的に廃止されてしまいました。かなり問題があると思います。

私は、例えば、英語の先生がどんなキャリアを積んでいて、TOEICまたは英検のレベルがどれくらいで、というくらいの情報は当たり前の情報として公開すべきだと思います。これはあくまでも一例ですが、保護者からすれば、いったいどんな人間に子供が人質にとられているんだろうと心配になるのではないかと思います。今の日本の教育システムは私は完全に教師の側が有利過ぎる(教師が傲慢)と思います。どんな先生がいるのか情報が不足しすぎていると思います。

従って、私は、支援学級や支援学校に行かれる方はまったく気にする必要はないと思います。今の公立学校の感覚はかなり時代遅れだしおかしいと思いますので。しかし、優生思想まるだしの公立学校をこのまま放置しておいて、それで日本社会のためになるかというと、そうではないと思いますので、皆さんも、もっと声を上げてゆく必要はあるだろうと思います。

以上

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