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日々の内側にあるものを書きたい。 ストーリーも書きたい。 時間との戦い。

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  • 女1人で生きるつらさ

    つらいとは

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女1人で生きるつらさ⑤3.11

今回は東日本大震災のときを振り返ろうと思う。 震源に近い被災地ではなかったが、デリケートな話でもあるので、不安になる方は見ないでほしい。 その時に何があったのかをつづる。 例3、北関東で被災 震災の時、3時休憩の手前で私は足場の上で作業中だった。 北関東にいたため、東北よりは小さかったのだろうが、経験したことのない長く重い揺れだった。 柱にしがみつき、何とか揺れが収まるまで耐えた。 その後、普段通り作業する先輩方には唖然とした。 この程度では動じず、仕事が優先なのだそうだ

    • 女1人で生きるつらさ④仕事にコミュ力が必要なわけ

      前回は同期間の扱いの差について書いた。 同期の彼女と違う場所で仕事をするようになって、そこでは私の上に直属の先輩がいた。 今回はその話をしたい。 例2、仕事よりも感情が優先になる人 直属の先輩は女性で、男性の上司とおじいさん上司の下で働く人だった。 あまり自分を出さず、ふふと笑う人、という印象で、一緒に住んでいたからわかるが少しずぼらで、紺屋の白袴のような人だった。 この人も結局私より先に辞めてしまうのだが、頑張る人に張り合うところがある人だった。 振り返れば、末っ子が

      • 女1人で生きるつらさ③可愛げのない新社会人爆誕

        前回は就職についてと女社長の豪胆さをみた。今日は同期との扱いの格差について書く。 洗礼の儀を通過し、私はこの会社で10年ほどして転職した。 女社長の期待に応えられなかったが、その女社長もそのころには会社にいなかった。 結局転職したのだが、これまでに体験した性別も関係することを何回かに分けて紹介したい。 例1、同期間での扱いの差 これはどこにでもある話だが、同じ条件の初対面では、容姿で扱いに差が出る。 違和感はあったが、先輩達からもう1人の同期は可愛い後輩だったようだ。

        • 女1人で生きるつらさ②就活での1コマ

          前回、女が田舎で腰を据えて生きていることを書いた。 そして、仕事に就いた話も。 今回は就職するときの本当のところを書きたい。 私が就職したのは、建設系の中小企業だった。上司はほとんどが男性でいわゆる徒弟制に近かった。ありがたいことに女性の先輩も何名かはいた。事業所は田舎にあるが、仕事があれば全国へ出張もある会社だった。 大学生だった当時、就職氷河期で就活が難航していた。貧乏な家の私には留年や進学という道もなく、たいした成績もなかった。この会社への就職を望んだのは、縁だった

        女1人で生きるつらさ⑤3.11

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        • 女1人で生きるつらさ
          5本

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          女1人で生きるつらさ①はじめての投稿

          都会で女が1人で生きることが、【恥】と言われなくなってきてどのくらいたっているのか。田舎住まいの私にとっても、その恩恵はじわじわ実感している。 ただ、やはり「昔の価値観」にとっては異質らしく、奇異な目で見られることも少なくないが、まあしょうがない。 1人である程度なんでもできるようになるまで、30年以上かかった。 なんでもは、なんでもで適度にで、家事は自信がないけれど1人で暮らしていくにはまぁ不便はない。 空き家物件を最低限のリフォームのみで購入、安住の城も手に入れ、家賃

          女1人で生きるつらさ①はじめての投稿