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ひともしごろのごほうび③


日が暮れる頃、家に帰った時、ドアをあけると神様が「おかえり」と笑顔で出迎えてくださっています。
あなたと共に過ごすため、お酒と旬の食材を使った一皿、そしてお菓子を用意して、待っていてくださっていたとしたら…


今日1日を終えて帰ってきたあなたを、今日はどの神様が出迎えてくださるのでしょうか?
さぁ、「ただいま」と言って、ドアを開けてみてください。




「やあ、おかえり。待っていたよ。さっ、こっちに来て座りなさい。私と一緒に語らおうじゃないか。」



なんだか素敵な物語が始まるような感じの文章にしてみました。
(こういう文章、個人的に楽しいです♪)

私がふと「神様とお酒を呑むなら、どんな感じかな?」と思ったのがきっかけで、トヨケ様、ソサノヲ様にご協力していただき、2回ほど書かせていただいた『ひともしごろのごほうび』。
私がハマリました(笑)
「私も楽しいし、ご協力してくださる神様も楽しんでおられるので、もうやっちゃおう!」
ということで、三柱様目の神様です。
上の写真や、いただいたメッセージでわかった方、いらっしゃいますか?



今回はオホナムチ様です。
メッセージは今回もオホナムチ様からいただいて、写真に添えさせていただきました。
(ゆりなちゃん、「見たい」って言ってくれて、ありがとう♡やっちゃいました(笑))



今回の旬の食材は、島根県宍道湖産のしじみを使ったお味噌汁です。
新しょうがとみょうが、山椒の葉を飾りつけました。
しじみは1年に2回、夏の「土用しじみ」と冬の「寒しじみ」と旬があるそうです。


お菓子は、そば粉と純ココアを使ったほろ苦いスポンジケーキに甘酒シロップを染み込ませて、雑穀とくるみのフロランタンをのせました。

今回、フロランタンはアーモンドスライスではなく、十六穀の雑穀とくるみで作りました。 
(くるみをいれるアイデアは、オホナムチ様からいただきました。)
 フロランタンに使う水の代わりに昔ながらの甘酒を使い、はちみつは初夏にとれた口の中ですっーっととけて、後口がさっぱりしたものを使いました。
(ほろ苦いふわふわのスポンジケーキと、ザクザクとした楽しい食感の甘さ控えめなフロランタンが口の中で合わさって、とてもおいしかったです。)


オホナムチ様は身体に良い食材をよくご存知で、料理もとてもお上手そうだなぁ、と感じてました。
(奥様のタケコ様によると、オホナムチ様は料理がお上手なんだそうです。)
料理される時、おもてなしするお相手の方のことを想って、食材を用意されそうだなぁ、とも感じます。

そういえば、『フロランタン』のことを調べていると、月島食品QMS公式サイトさんにこんなことが書かれていました。

『『フロランタン』とは、「フィレンツェの」という意味のフランスの焼き菓子です。
ドイツでは『フロレンティーナ』と呼ばれます。なんかかわいいですね。
イタリア・フィレンツェの名家メディチ家のお嬢様が、フランス王のもとへ嫁ぐ際に、持って行ったという幸せなお菓子なんです。
そんなロマンティックなストーリーのある『フロランタン』とは、クッキーやサブレ生地の上にキャラメリゼしてカリカリになったナッツをのせて焼き上げたお菓子です。』

とありました。
『幸せなお菓子』。
フロランタンって、オホナムチ様がご用意されそうな素敵なお菓子だなぁ、と感じました。



続いて、お酒です。
今回の日本酒は『賀茂鶴 』(吟醸 辛口)という銘柄のお酒です。
お酒のラベルを見た瞬間、「オホナムチ様!」と感じたので、このお酒を選んでみました。



そして、今回は季節のお花も添えてます。
これも私のイメージですが、オホナムチ様は膳にさりげなく季節を感じられるようなお花を添えるような心くばりをされそうだなぁ、と感じたので、膳に添えました。
ちなみにお花はオホナムチ様と庭の花の中から『デュランタ』というお花を選びました。
『デュランタ』の花言葉は、「あなたを見守る」。
オホナムチ様とひとときを過ごされる方へのメッセージも込められているお花だなぁ、と感じました。



オホナムチ様の『ごほうび』、いかがでしたでしょうか?
私は今回も、個人的に楽しませていただきました。ありがとうございました。
(オホナムチ様、ありがとうございました。)

さて、次の神様はどなたでしょうか?(о´∀`о)
楽しみです♪



広島の賀茂鶴酒造さんの『賀茂鶴』。盃は、今回はすっきりとしたフォルムのガラスのグラスを使ってみました。




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