【富士山お中道の植物観察日記・番外編】 積雪期の御殿場口登山道
御殿場口登山道とは?
富士山の静岡県側南東斜面には、1707年の宝永山の噴火の堆積物が広がり、300年以上たってもまだ遷移の初期の状態で植生の回復が遅れています。
他の斜面の森林限界は2200 m~2500 mにあるのに対し、御殿場口では1400 mと低く、ヤマハンノキ、ミズナラなどの落葉広葉樹林からなっています。
積雪期2022年2月末の御殿場口登山道の様子です。早春を感じる柔らかな青空でした。
御殿場口では森林限界が低く、山頂までの標高差2300 mもの広大な雪の斜