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Live2D Creative Studio ロゴリニューアル! ~ちょっと裏側お見せします~

こんにちは!
Live2D社内のデザイナーチーム、Live2D Creative Studio です。

2020年8月31日に Live2D Creative Studio のロゴとWebサイトをリニューアルしました。

今回はこちらのリニューアルした経緯や込めた想いなどを紹介していきたいと思います!

ロゴを変えた理由

現在、Live2D Creative Studio では、Live2Dでの長編アニメーション映画制作というこれまでに無い全く新しい映像表現に取り組んでいます。
一枚の手描きイラストをより自由に、ダイナミックにアニメーションさせていくにあたって、スタジオロゴも以前の整ったイメージから ”型にとらわれない” 自由なイメージへと変更する事になりました。

ロゴイメージ変更

なぜ、このロゴになったのか

リニューアルに当たってまず意識したことは、「枠に収まった、整ったイメージ」を「 ”型にとらわれない” 自由なイメージ」にするという点です。
そのため「流れや動きを感じる手書きの文字」「明るい色味」という2点を必須事項とし、この2点からブレない事を前提としました。

とはいえ「手書きの文字」といっても色々な書体があります。
太いのか細いのか、筆字なのかペン字なのか、飾りはあるのか……?
イメージを固めるため、様々な種類の手書き文字をLive2DマーケティンググループのMさんに用意していただくことになりました。

Mさんにはイメージ・コンセプト作りから協力をお願いしていましたが、ふんわりしたオーダーの中「どういうものが求められているのか」を探すのが大変だったそうです。

イメージに合致した物を探し当てるため、できるだけレパートリーのあるパターンを作りながら、少しでも近いものをピックアップしていく作業を何度も繰り返していただきました。
そんな中まず上がってきたのが、次の9パターンです!

CS_newlogo_2_文字無し

提案していただいたパターンはどれもスタイリッシュで格好良かったり、繊細で美しかったりと決めかねたので、一つ条件を付ける事にしました。
その条件は ”可読性を高くする” という物です。
この条件を決める際も「文字数が多いので、読めなくてもロゴの形を特徴的にして覚えてもらう方が良いのでは」という意見が出ましたが、「映画のエンドロール等でこのロゴを見かけた際に『Live2D Creative Studio』の名前を覚えてもらいたい」という想いがあり、最終的に”可読性” を条件とする事になりました。

Mさんには上図の他にも「可読性を意識した手書きのロゴ」という部分を大事に、形、視認性、色、モチーフに至るまでさらにたくさんのパターンを試行錯誤していただいています。

こうして決まったのがこちらです。

画像3

こちらに「明るい色味」と「手描きイラストの自由さ」を足すために、要素を加える事にしました。
要素の候補は「Live2Dのポリゴンを意識した三角形」や「枠から飛び出すイメージで、文字の後ろに四角の枠を配置する」というような、機械的なものと手描きのものを融合させる案も出ましたが、最終的に「自由さ」や「躍動感」を重視したいという理由からブラシストロークのモチーフを配置する事になりました。

その後、形状や色のパターンを出してもらい、そこからイメージにあった物を絞っていきます。

ブラシ調整

今回のロゴは上図 (1)-A の形状を元に、柔らかさや筆感、見やすさ、印刷のしやすさ、等を考慮して微調整し、現在のロゴに決定しました。

20200731_ロゴ決定

さいごに

Live2D Creative Studio は『型にとらわれない、新時代の表現ができる』という想いを込めたロゴを掲げ、新しいアニメーション表現の実現を目指します。ぜひ今後ともご期待ください!

ロゴと同時に、webサイトもリニューアルしています。
ロゴのイメージに合わせた爽やかなサイトになっていますので、ぜひ一度足を運んでみてもらえたら嬉しいです。
https://www.live2dcs.jp


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