見出し画像

片づけられない人だった私が気づいた、片づけで一番大切なこと

今年も家のテーブルヤシに黄色いつぶつぶの花が咲きました!

1か月ほど投稿が空きましたが、その間何をしていたか?というと、家の片づけに夢中になっていました(;・∀・)

今回はその片付け月間の中で経験したことや学んだことのレポートです。

家の片づけにはまった1か月

今の家を借りてからちょうど10年経ち、生活の変化とともに初めての大規模な部屋の模様替えをする必要があり、片づけもずっとしたいと思ってたのですが、ここのところ忙しくて全然できなかったんですよね。

で前回の仕事終わって疲れも取れないうちに、家族にせっつかれてやりはじめたわけですが、いざやったらスイッチが入ってしまい、結果的に徹底的に片付けないと気が済まなくなってしまったんです、笑。

幸い数年前に家のほとんどの場所を一度見直していて、だいぶたくさんいらなくなったものを捨て、それからも折を見ては不要なものは処分してたので、今回の片づけでは一部の場所のものを捨てるだけで済みました。

それでも、着なくなった服とか娘がもう使わなくなったおもちゃや本、私の仕事で保管期間が終わったりもう使わないと思った資料など、処分するものが結構あり、全部で軽く半間の押し入れの半分ぐらいはあったかも・・・(;・∀・)

おかげで、小さなカラーボックス一つと、ワーキングデスク1個分くらいの大きな棚が一つ不要になってしまいました。

大変だけどリサイクルを選ぶ

現役で使えるものはゴミにしてしまうにはしのびなく、使えそうなものはリサイクルショップに売ったり、電気製品を引き取ってくれるお店に渡したり、ユニクロのものはユニクロのリサイクルボックスへ・・・というのを夫とGW中にやったんですが、GWはステイホームで家の片づけをした人が多かったらしく、どのリサイクルショップも混んでたり査定に時間がかかったりで結構大変でした(;・∀・)

画像2

娘が気に入っていたシルバニアももう使わなくなって売ることになり、中古ショップで並んでいたら、さっそく後ろにいた子どもが狙っていた、笑。

で「疲れた~」とコメダでお茶したり、古本の漫画買ったり、話題の泡ビールを初めて見つけて買ったりしたら、結局リサイクルでもらったお金よりも出費のほうが断然多くなるという、笑。片付けあるある?

画像9

誰かに使ってもらって家がスッキリするなら、当初の目的は果たせるはずなんだけど、査定となると少しでも高く売りたいという欲が出ちゃうのはなぜ?😅

まあ本当に片付けにストイックな人は、「いらなければ人にあげればいいと思うと吟味しないでものを買ってしまうから、売ったりあげたりせずに全部捨てる一択」なんて言いますけどね~。でもそれは今の私には無理なので、だったら疲れても足が出ても、リサイクルがうまくいってコメダで漫画読めれば満足です、笑。

少しスッキリした我が家

・・・ともかくそんなこんなでだいぶものが減り、家の中がスッキリ感じられるように。

狭くて掃除も行き届いてない家なので、写真載せるのは自撮り以上に恥ずかしいと思いつつ、片付いて嬉しいから一部公開。

といってもビフォー写真がないからわからないと思うけど、片付け前に比べてだいぶスッキリしてます。

画像5

私の机。普段はノートパソコンも置いてます。本棚のスペースを空けて一時置きの書類やデスクトップ本体などをそこに置くことにしたら、仕事でゲラをたくさん広げるときでも十分な広さが確保できました。

ちなみに片づけ中に古いデスクトップのコンセントを引っこ抜いてしまい、壊れたと思ったのですが、モニターにつないでいるプラグの一つがゆるくなっていただけでした・・・片付けあるある?😅

画像5

書類を片付けたら出窓の下のカラーボックスが一つ不要になり、押し入れ収納用にリサイクル。文房具などを入れている引き出しを机の近くに置けるようになりストレスフリーに。出窓に置いていたモンステラの葉が灼けてしまい、今回スペースができたので下に置くことにしたら、窓が明るくなりました(*^▽^*)

画像6

以前は洗濯物を干すスペースに埋もれていた机。夫が在宅ワークの時に使えるようになりました。

ちなみに私の机の下にあるのは、あんまり使わないけどまだ保管期間中の書類。ムジラーではないけど、ファイルボックスみたいな収納グッズはデザイン不変の無印良品がおすすめ。同じもので揃えたくても他のところだと一定期間でデザインが変わってしまい、ばらばらになっちゃう可能性があるんです。
私はアスクルオリジナル商品が好きなので、無印商品の収納グッズもよくアスクルで一緒に購入してます。個人事業主や法人じゃなくてもロハコで買えるはず。

画像7

寝室の押し入れの一部を私のクローゼット替わりにして、長い服はハンガーラックに収納することに。ラックの布と、隣の家の電気が夜明るいので窓に着けた布は昔タイで買ったもの。そこにラタンのチェストも置いたらいい感じにアジアンぽく揃った(*^▽^*)

画像8

1階のリビングは娘のおもちゃとか学校の教科書だらけでしたが、中学生になってから2階に引っ越しし、どんどん広くなっています(*^▽^*) テレビを置いたテーブルの下の箱には今ゲーム機なんかが入ってますが、そのうちいらなくなるかも。

画像9

娘が数年前に買った観葉植物も(私が水やりして)元気に育ってます。

まあ他人から見たらまだごちゃごちゃしてる家かもしれないけど、もと「片付けられない人」の私の以前の部屋に比べたら、だいぶスッキリしてきたと思います(*'ω'*)

片付け能力が徐々にアップデート

もともと物が不足した時代に育った両親のもと、田舎でなんぼでも物が置ける、しかも昔は有害物質じゃなければ家で燃やすのが当たり前(その灰を畑にまいてリサイクル)、という家に育った私は、長年物を捨てることができず、でも建築家になった姉の影響で10代の頃からインテリア雑誌を見ては「こんな家に住みたいな~」と夢を膨らませていたので、「部屋が片付けられない。でも片付けたい!」というのがずっと悩みだったんですよね・・・😓

でも何度か試行錯誤をくりかえしていくうちに、やっと少しずつ片づけがうまくなってると思えるようになってきました!

何回か片づけをしていると「これはもう捨てたほうがいいと思うけど、どうしても捨てられない」というものがあっても、次の片づけでは片付け能力が上がっていてあっさり捨てられたりするので、無理に捨てなくても大丈夫だってこともわかりました(*‘∀‘)

とくに、うちは持ち家のご近所さんたちよりスペース狭いんですけど、狭い家って、例えばカラーボックス1個分のスペースが開いただけでもものすごくスッキリ見えるから、片付けに充実感が得られやすいんですよね( ´∀` )

「もっと広い家に住みたいな~」と思うときもあるけど、たぶん片付け能力低いまま引っ越ししてたら、広いのをいいことに片付けせず、不要なものだらけになってて逆にスッキリ暮らせなかったと思う、笑。だから狭い家もいいもんだと思います。

物がない人=収納上手ではない

あと、今回きれいになったのが収納家具の中!

片付けといえば捨てるだけじゃなく収納も大事ですよね。

収納するには、まずカテゴリーごとにものを仕分けすること。なのですが、大雑把な性格で細かいものの分類をしてると頭がフリーズしてしまいがちな私は、前回の片づけでは文具類などの入った引き出しや書類は不要なものを捨てるのが精いっぱいで、疲れてしまってそのまま仕分けができずにいたんです(;・∀・)

しかも我が家は私だけじゃなく全員が、収納に関してはあんまりうまくないタイプ。
夫は部屋をきれいにしてるから収納も得意なんじゃないかと結婚当初は思ってたんですが、きれいなのは不要なものは持たないミニマリストタイプだからであって、「スッキリさせたいなら捨てればいいんじゃない?」って感じだし、ものが少なくて収納スペースの中も余ってるくらいだから収納技術なんて考える必要がなかった、ってことがだんだんわかってきました、笑。

・・・よく片付けのスペシャリストやミニマリストの方の本なんかに「私は物の管理が得意じゃないからなるべく持たないようにしてます」とか書いてあると「またまた~。ウソでしょ、こんなにきれいにできるくせに」なんて思っちゃうけど、たぶんあれは本当なんでしょうね、笑。

娘もまだまだ実用的な収納ができずに、見栄え重視で、その場ではスッキリしても後で取り出しにくくなる、笑。
(でも二人ともきれい好きでマメに片づけや掃除してくれるし、私にもプレッシャーかけてくれるおかげで、部屋が散らかりすぎずすんでます)

なので、割と収納家具の中なんかはぐちゃぐちゃだったんですが、私も必要な書類とかを分類しているうちにだんだん仕分けもうまくなってきて、脳内フリーズせずに細かいものの収納も少しずつできるようになってきました。

画像3

この引き出しはいつの間にか画鋲が散乱してしまい、開けるのさえ危険だったんですが、余ってるタッパーを使って収納したらスッキリしました(*^▽^*)

収納の本もだいぶたくさん読んで参考にしましたよ。やっぱり本は便利です!

これなんかもう10年前の本ですけど、いまだに一番参考になってます。

あと収納では、私みたいなずぼらタイプには一番手が届きやすい場所に頻繁に使うものを入れること、必要ならすぐ出せて使わないときはすぐしまえるよう出し入れしやすくすることがすごく大事だというのはわかってたんですが、いざ見直してみると「なんでこんなめったに使わないものがこんないい場所にあるんだ?」とか、「この入れ方じゃ出しづらいでしょ」ってのも結構あって、置く位置もだいぶ見直しました。

他人と比べない片付け

今回の片づけでだいぶ「片付けられない人」から脱却できたと思える今。
「どんなに片付けられなかった人でも心配いらない。片付け能力はアップデートできる! 誰でも片づけはできる! だって私にもできたんだから!」と自信を持って言えます(*^▽^*)

ただどうしても本気で片付けようとしたら時間もかかるし、エネルギーも消耗する。しかも子どもが小さかったら片付けに集中したくてもできないし、片付けた傍からぐちゃぐちゃにされるわけだから、片付けられなくてもむしろそれが当然のデフォルトだと思う。

片付けられない自分を責める必要などまったくない。誰かと比べないのも大事。ということも自らの体験から思えます。

私自身も一時はミニマリストにあこがれましたけど、やっぱり自分にはできないことは無理にしないほうが良いって悟りましたもん、笑。

確かにものが少ないと管理が楽だし、部屋はスッキリするし、掃除も楽。

だけど、ずぼらな私からしたら、例えばハサミを一家に一つとかにするより、むしろ使う部屋ごとに置くほうがいい。よく使うものを使う場所の近くに置かないと逆に戻せなくなるし、すぐに使えないとストレスがたまる。

あと、あまり使わない物でもすぐに捨てるより、家の中でリサイクルできるならしたい。使わなくなったタオルを細かく切って使い捨てのキッチンペーパー代わりに使ったりというように、いろんなアイデアを真似したり、自分で考えたりするのも楽しい。

「物を増やしたくないから買わない」というのも、確かにいらないものは極力買わないようにしたいけど、買わないにも限界がある。
例えば「調味料やキッチン用品は最小限で」というのは料理が好きな私にとってはかなり難しい。
だって東南アジアの料理の辛さと韓国料理の辛さは全然別よ?笑。
醤油はナンプラーにはならないし、厳密にいえばタイのカオマンガイとシンガポールの海南チキンライスとインドネシアのナシアヤムのチリソースだって全部違うのよ?笑。
しかもステイホームで料理レパートリー増えるし、お菓子やパンも焼くようになって・・・となると、できればそれ専用のものを使ってストレスなく料理したいじゃん?笑。
電動泡だて器一つにしても、ないと泡立てが難しいのに、物増やしたくないからと買わずに我慢してやりたかったお菓子作りをあきらていたら、ストレスになるだけ。

だから使うものをちゃんと持ちつつ、必要なときにすぐに取り出せて、スッキリ見えるように収納を工夫するほうが私にはあってるなと思います(*'ω'*)

片づけで一番大事だと思ったこと

今私が片付けの中で一番大切だと思うのは、めっちゃシンプルに、いらないものを持たない。ということ。

いらないものっていうのは
・使うもの
・使わないかもしれないけど取っておきたいもの
以外のもの

物の絶対量は関係ない。いるものはあって全然いい。部屋の面積が広いとか、どれだけ広く使えるかも関係ない。
いろんな趣味がある人はものは多くなるかもしれないし、逆に片付けが趣味の人は物は少ないかもしれないけど、そこを他人と比べて多いとか少ないとか判断する必要は全然なし。

だけど、いらないものはなるべく家にないようにする。

そうしたらいい家になるんじゃないかな?って思うんです。

私もそれを基準に、また片付けを定期的にしていきたいと思います(*^▽^*)


編集協力した新刊です! 本当の自分を知れば、片付けも進みますよ~!






記事が役に立ったと思ったらサポートをお願いします!