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【私のフリーランス日記(育児)】#18息子の一人寝の時期を考えたら自分の父親の気持ちが分かった。

こんにちは。
フィンランドでママをしながらフリーランスを目指しているKanaです。

息子は今、親の私たちと一緒の部屋でベビーベッドの上に寝かされています。ちなみに私たちもベッドで寝ています。フィンランドはベッド文化ですね。

今朝、夫とカフェでプチ会議を開きました。
何歳から子供を自分の部屋で寝かせようか。
そもそも自分たちは何歳から自分の部屋で寝ていたのか。

夫「僕は生まれた時から両親とは寝ていなかったよ。Kanaは?」
私「私は9歳になってから一人で寝始めたかも」
夫「それは笑える。なんでそんなに遅いん」
私「いやいや。そのぐらいから自分の部屋が欲しくなるでしょ。それまでは自分の部屋いらんやろ」

洋画とかで見たことがあるかと思いますが、フィンランドでも赤ちゃんは生まれた時から自分の部屋で寝かせることが一般的です。

息子が生まれてすぐの時も、
自分の部屋にベビーベッドを置いて一人で寝かせようか
という案が出ました。
だけど、夜中に泣いたとき別部屋にまでさまよい歩くのは嫌だ!ということで速攻却下。

その後何度もネウボラ(定期健診)で
「両親のちょっとした音でも赤ちゃんは起きてしまうから自分の部屋で寝かせた方がいいわよ」
「多少起きて泣いたとしても、あなたたちが隣にいないと分かるとすぐに泣き止んでまた寝入るわ。だから自分の部屋で寝かせることを考えて」
と、言われては
私「いやいや、音以外でも絶対起きる。ほんでもって泣き始めたら息子はずっと泣き続ける」
と却下してきました。

実際に一度、どれぐらい泣き続けるのか実験をしてみたことがあります。
1時間半泣き続けました。
疲れ果てることも、あきらめることもなくずっと大声で泣き続けて、そのうち私たちの心が苦しくなって、息子を抱き上げました。

図太い。
諦めない。
そして、私たちの心が苦しくなる。
ということで今でも私たちと同じ部屋で寝ています。

人生100年時代、たかだか5年、10年親と一緒に寝てもいいんじゃない。
思春期が来たら嫌でも親離れしていくよ。

と、いつも言い訳をしています。

私「自分の部屋で寝たい。って言ってからでいいんじゃない?」
夫「まあね。息子まだ10か月。まだ同じ部屋でもいいよね」

こうしてプチ会議は終わったのでした。


そういえば、私は9歳から自分の部屋で寝始めたのですが、実は6歳の時に一度独り立ちをしたことがあるのです。
テレビの影響か、友達の影響か「私今日から一人で寝るね」と宣言をして布団を自分の部屋に運んで寝ました。
その日は大人になった気分でわくわくし、あまり眠れませんでした。

2.3日一人で寝ていたのですが、
ある日の朝、父が部屋を開けて言いました。
「おまえ、そんなにぬいぐるみと一緒に寝てるんやったら、戻ってくるか?」
初めは大人になった気分を味わっていたものの、日に日にさみしい気持ちがぬいぐるみを呼び、私は5体以上のぬいぐるみやポポちゃん人形と一緒に寝ていました。
父の言葉を聞いて、すぐさま布団を両親の寝室に運んだのを覚えています。

あの時は父の言葉に救われたように思ったのですが、
今日のプチ会議でふと思ったのです。

もしかしてあの時は、父の方がさみしかったんじゃないかな。
父自身が、突然の娘の独り立ちに心の準備が追い付かず、呼び戻したんじゃないかな。

と。


息子10か月。
まだまだ子離れはできそうにありません。


今日も読んでくださってありがとうございます。



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