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己の癖を考えると面白いかもしれない話

画像はレンジャースVSエンゼルスの試合で7vs7の局面から2点タイムリーヒットを打ち逆転した瞬間にファンが喜んでいる場面です。

みなさんに癖はありますか?

最近気づいた私の癖は喜んでる人や興奮している人をつい見てしまうということです。

顔の表情がまったく動かないことから、高校時代の渾名は「ロボット」でした。
美大受験のための予備校で裸婦デッサンの講習で私の描いた裸婦はなぜかカクカクしていました。(なぜでしょうか?)

競馬の実況を見ていてもレースの内容より現地のおじさん達の放つ怒号、喜びの咆哮に注意が向きます。
スポーツの試合でもプレイの合間に映るファンの喜怒哀楽に目が向きます。
アートを見ていてもそのコンセプトや物そのものの美しさより、アーティスト自身のクリエイティブへのひたむきさや、誠実さ、真剣さに心を打たれます。

アニメを見ていても好きになるキャラクターは目的を強く持ったキャラクターでした。

化物語/八九寺真宵

彼女のいいところはでっかいリュックを持っているところです。
でかいリュックは彼女に、ある目的があることを示唆するメタファーでもあります。
本筋からは外れますが、ツインテール/ロリ/膝の絆創膏/幼女/制服 という20世紀のオタク記号論が集合した造形をしている点も見逃せないポイントです。非常に機能的なデザインであるとも言えます。
今見るともはや反社会的な造形をしている?

私は何を言いたかったのでしょうか?
文章を描いていると散漫する思考で文章の本筋を見失います。
文章を書くということにはそこそこの意志が必要なことがわかりますね。
私がnoteを好きな理由でもあります。(皆一定以上の意志を持っている)

感情/意志/気持ちに惹かれるという話が本筋だったでしょうか?
人は己の持っていないものを求めるなんて話もあります。(ラカン派心理学)

ロボット的(離人症的)な感情の薄い人間が感情、意志、気持ちに惹かれるというのはまったくもってアシモフ的な世界観ですね。
私という人間はつまらないくらい整合的な人間なのかもしれないな!

癖について考えることで己についての新しい発見があるかも、という話でした。

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