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第11回〔訪れる〕台北の小さな出版~書店編~ 郭怡美書店

第10回は、年末に訪れた上海のアートブックフェアをご紹介しました。
今回は、おのさんが台北旅行で訪れた書店をご紹介します。

研究員:おのさんとはださん


観光地で有名な大稲埕の迪化街に2022年11月にオープンした『郭怡美書店』は、木造3階建て赤レンガ造りの独立系書店です。

1階は主に台湾に関する本(歴史・観光・小説など)のフロアで、2階は世界各国の本や児童書、3階は展示などを行うアートギャラリーでした。

郭怡美書店 Kuos’ Astral Bookshop
住所:台北市大同区迪化街一段129号
営業時間:平日14:00~22:00、土日11:00~22:00

引用:https://www.instagram.com/kuos.astral_bookshop/
郭怡美書店 入口


郭怡美書店 フロアマップ


1階 台湾に関する本が並ぶ


中庭にある鉄製のはしご


とくに児童書のフロアは、靴を脱いでくつろげる小上がりスペースがあり、小さなお子さん連れでも一緒にゆっくり絵本を読めるのがよさそうでした。
カフェスペースとトイレもあるのもうれしいです。
日本の絵本もたくさん翻訳されていました。

2階 児童書のフロア(壁には香川 元太郎さんの「恐竜の迷路」が飾られています)


屋根裏から見える小部屋


3階の屋根裏にあるアートギャラリーでは、張其心さんの絵画展木瓜『木瓜國的女人們(パパイヤの国の女たち)』が開催されていました。

木瓜國的女人們 作品


女性だけの国、パパイヤの国


木瓜國以外的女人們 講座』展覧会をテーマにトークイベントも開催されたそうです



おのさんが購入した『郭怡美書店』ができるまでを記録した本や、活版印刷を特集した雑誌などは、次々回でご紹介していきます!


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