第11回〔訪れる〕台北の小さな出版~書店編~ 郭怡美書店
第10回は、年末に訪れた上海のアートブックフェアをご紹介しました。
今回は、おのさんが台北旅行で訪れた書店をご紹介します。
観光地で有名な大稲埕の迪化街に2022年11月にオープンした『郭怡美書店』は、木造3階建て赤レンガ造りの独立系書店です。
1階は主に台湾に関する本(歴史・観光・小説など)のフロアで、2階は世界各国の本や児童書、3階は展示などを行うアートギャラリーでした。
とくに児童書のフロアは、靴を脱いでくつろげる小上がりスペースがあり、小さなお子さん連れでも一緒にゆっくり絵本を読めるのがよさそうでした。
カフェスペースとトイレもあるのもうれしいです。
日本の絵本もたくさん翻訳されていました。
3階の屋根裏にあるアートギャラリーでは、張其心さんの絵画展木瓜『木瓜國的女人們(パパイヤの国の女たち)』が開催されていました。
おのさんが購入した『郭怡美書店』ができるまでを記録した本や、活版印刷を特集した雑誌などは、次々回でご紹介していきます!
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この研究室は大阪市内の印刷会社で働く二人が中心となり運営しています。「こんな製本できますか?」「この色と組み合わせる紙は何がいいですか?」など、少しこだわりのある本や冊子づくりを考えている方のサポート(時には一緒に考えます)をいたします。
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