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リトルもりおかは、石川啄木から請求書を送りつけられるんじゃないか?

リトルもりおかのウェブサイトで記事の執筆・編集をしているシュンと申します。どうぞよろしくお願いします。

いきなりですが、私たちリトルもりおかは、盛岡が誇る歌人・石川啄木をこれまで使い倒してきました。

リトルもりおか、石川啄木を多用している疑惑

ウェブサイトには、上野駅にある石川啄木の歌碑を題材にした記事もあれば、啄木を主役に起用した探偵小説のブックレビュー記事もあります。「東京など離れた土地から盛岡を想う存在」として言及したり、イベント記事で紹介したりすることもありました。

リトルもりおかが制作したオンライン帰省マップ「Kozukata」は、啄木が故郷の盛岡を想って「ふるさとの 訛なつかし停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」と詠んだ上野駅からスタートしますし、東京にある盛岡ゆかりのスポットを集めたもうひとつのオンラインマップは名前からして啄木が由来の「Kitsutsuki」(啄木鳥)です。

盛岡が誇る偉人はほかにもいますが、リトルもりおか関連では啄木の登場率が高い気がします。検証のため、現在(2020年11月22日時点)リトルもりおかのウェブサイトに掲載している全部で60ほどの記事における、盛岡ゆかりの主な偉人たちの登場回数(1記事=1回でカウント)を調べてみました。

石川啄木………10回
宮沢賢治………3回
新渡戸稲造……2回
原敬………………2回
金田一京助……1回

やはりダントツで啄木がトップでした。調べる前に予想していたよりも、啄木とそれ以外の人で大きな差がついてしまった。むしろほかの人たちの記事をもっと書かなければいけないような気がしてきました。

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啄木からはどんな反応があるんだろうか?


もし啄木がこれを知ったら、どんな反応があるでしょう? 「首都圏で暮らす盛岡ゆかりの20~30代のコミュニティーのウェブ記事で、しょっちゅうあなたが話題に出ていますよ!」と本人に伝えたら、どんな返答があるのか、少し興味があります。

生前はその才能が世間にあまり認められなかったこともあり、意外と上機嫌になってくれそうな気もします。しかし一方で、記録に残っている彼の性格を考えると、「僕のことをそんなに使っているなら出演料をくれ」と、リトルもりおか宛てに請求書が送りつけられそうな気も。「お礼の代わりに飲みに連れていってもらおう。もちろん君たちのおごりで!」とかもありそう。あるいは……「君たちのサイトで、僕にも記事を書かせてもらえないか?」なんてリアクションも、ひょっとしたらありえるでしょうか?

先ほども書いた通り、啄木は「東京など離れた土地から盛岡を想っていた存在」であり、リトルもりおかとは相性抜群です。これからもしばらく続きそうなコロナ禍。もし啄木が現代の東京に暮らしていたら、なかなか帰れない故郷・盛岡への想いをどんな言葉で表現しただろうか――と想像を巡らせながら、今回は終わりにしたいと思います。それでは、また。


リトルもりおかは12月12日、オンラインで盛岡を感じられる文化祭を開催します。上野駅に行くよりもずっと簡単に、懐かしくて新しい「盛岡のいま」を自宅から体感できます。詳細はこちらから!


お申込みはこちらからどうぞ。チケットが必要ですが、基本の参加費は無料です。盛岡のクラフトビール・べアレンビールの工場をオンライン見学できる有料オプションもあります。


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