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とことこ、おはようさん。

夫と長男と一緒に朝ごはんを食べていた。

そう、今日は次男がちょっぴりお寝坊さん。

最近の次男は早起き。だいたい5時頃の小鳥が鳴き始めるころに、目が覚めて、そこから寝てるんだか起きてるんだか分からない一時間近く続く授乳タイム。

その後にぱちっと目を覚まして動き始めるか、奇跡的にもう一度眠りにつけるか。添い乳をしながら、爆弾処理班かのような気持ちで早朝を過ごしている。

そして、今日は珍しくぐずぐず言いながらも眠れた日。

そんなわけで、家族3人で先に朝ごはんを食べながら、あーだこーだとお喋りをしていたんだけど。


とこ、とことこ。

リビングを歩いている人が。

小さい人が、とても自然に、横切っている。


いつも起きたときは声を出して教えてくれて、ベッドまで迎えに行くんだけど。

なんと今日はお迎えなしで、静かにベッドから自分で降りて、そして廊下を歩いて、リビングを通過していた。

朝ごはんを食べていた三人は、新しい事態に目を丸くしながら、横切っている人を見つめてぽかーん。

でも当の本人は、しれっと歩いて、そしてこちらに「おはよう」もなく「もうごはん食べてるの?」もなく、おもちゃの棚にまっしぐら。

少しして、みんなの声が耳に届いて、「あ!」と挨拶をしてくれた。

やめてやめて。

まだ眠くてもぞもぞしている顔を楽しみたいのに。眠いーってしながら、こちらを見つけてにこってしてくれるのが幸せな一瞬なのに。

あ、起きたねって言いながらベッドまでお迎えにいくのしたいのに。時には長男が行って、一丁前に抱っこしながら「つれてきたよー」ってしたいのに。

どんどん成長していく次男坊。気づいたら、歩けるだけじゃなくて、ベッドからも降りれるようになったのか。

赤ちゃんの時期はあっという間なんて、よく見かける言葉ではあるけれど、もう本当に赤ちゃんじゃなくなってきた。

意思も強くなってきて、表現力もどんどんついてきていて、もう本当に一人の男の子。

でも、もうちょっと、赤ちゃんらしく朝は抱っこさせてほしいなぁ。

▼少し前の歩き始めた時の次男坊のお話。


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