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大阪勧業展2021へ出展しました!(前編)

こんにちは、レガングループの水谷です。
今回は、12月に開催された大阪勧業展2021への出展の様子をお届けいたします!

どんな出会いがあるのか、どきどき

11月の広報・IREXPOの会場だったインテックス大阪からほど近く、今回はATCホールで開催されました。

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右手に見える、カラフルな建物がATCホール

前日の搬入時は雨に降られて大変でしたが、
当日は天気にも恵まれ、気持ち良い青空の中での開場です!

大阪勧業展は大阪の企業が多く出展し、先月の広報・IR EXPOと比べるとアットホームな印象。

ブースには様々な商品が並び、つえや部品、動画制作や段ボール、除菌スプレーなど扱うものは皆さん様々です。
初めて見る商品が多く、出展側の私もつい興味津々になって、いくつものブースへ行ってお話を聞かせていただきました。

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弊社のブースは先月の反省も活かし、よりスムーズに当日準備を進められました!

ママクリエイティブチーム

代表の森は男性ですが、弊社スタッフは女性がほとんど。
特に大阪は、ママクリエイターが多く在籍しています。今回の勧業展は“ママさん推し”で出展しました。

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デザイナーによるミニセミナーの様子

普段クライアント様とのやりとりはディレクターがメインですが、今回の展示会ではデザイナーもブースへ入り、ミニセミナーも行いました!

ママの視点

それぞれの立場や経験から様々な視点がありますが、母親の視点は鋭いところに気が付きますよね。

弊社スタッフも先日、子供用品を購入する際に、
旦那様から母親の視点は細やかさが違うと驚かれたそうです。

お子様へ電動歯ブラシの購入を検討していると、
夫婦揃ってサイズが大きすぎる、という話に。

旦那様は、本体部分が思っていたよりも大きくてかさばる、と。弊社のママスタッフが気にしていたのは本体ではなくヘッド部分のサイズ。子供の口には大きすぎて磨きづらいのでは?と懸念していたそうです。

同じサイズについてでも、子供が使ったら?と具体的に使用シーンを想像することと、自分目線で見ることで、大きな違いが出ますよね。

私も母と一緒に買い物へ行く時など、自分では気が付かなかった欠点や長所を教えてくれることも多く、私以上に私のことを知っているのでは?と驚きます。相手の立場に立った視点は大切だと、改めて考えさせられました。

ターゲット目線が導くブランディング

子供向けや男性向けの商品でも、実際に店頭で購入するのは女性ということも多くあります。そのため利用者だけではなく購入者の目線も無視できません。ママクリエイターのように、購入者視点から新しい発見が生まれることも多くあるようです。

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アップリカ様:肌着洗い

例えば弊社で担当したこちらの肌着洗い。
市場では赤ちゃん用品としてパステルカラーやぼってりとした形状のボトルやかわいいフォントのものが多い中、スマートで持ち場も考えたボトルデザインにしました。赤ちゃん用品のイメージに囚われず、実際に使用するママ目線でアプローチ。使いやすい形状と、白・赤を基調にした医薬品のような信頼感のあるデザインで他ブランドと一線を画す商品として売れたそうです。

複数の視点から最適なコミュニケーションを

弊社ではディレクターとデザイナーが複数名、毎回チームを組んでプロジェクトを担当。新卒からママさんまで、様々な視点から最適なコミュニケーションをご提案しています。

ご依頼に合わせて外部の専門家と協業で行うことも。

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クレハ様:パチック

弊社が特別チームを作り、ディレクション、そしてカラーブランディングをを担当し、東京大学教授の認知行動学を取り入れたクレハ様のパチック。
触感とパチっという音からくる聴覚に着目し「触り続けたくなるし音も良い」商品に。しかしそれだけではありません。押す部分には、点字のように凹凸をつけ、触感から直感的に使い方が分かるように。そしてパチッという音は「しっかり閉じた」という安心感にもつながります。
サンフランシスコのプロダクトデザインチームと協業し、五感にも着目したプロダクトデザイン開発でした。

後編は展示会当日のお客様との様子や、ターゲット目線で大胆リニューアルを成功へ導いた他の事例もご紹介します!
ぜひご覧ください!