好きを仕事にしたパティシエさんに子ども達が取材!失敗の積み重ねがおいしいケーキにつながっていた
リトチャレ第2回目は
「スイーツ」と「優れた素材」の
“掛け合わせ”によって新しい価値を。
という想いから生まれた
『KAKERI』のお二人に子どもたちが取材をしました。
今回、取材に挑戦してくれた子どもたち!
取材したのは、日本酒ガトーショコラが人気の『KAKERI』のお二人です。
『KAKERI』は、地元が同じ兵庫県三木市出身のパティシエさんと、Webマーケターのお二人が立ち上げたブランドです。
ブランド名の『KAKERI』には掛け算の×(かける)の意味があり、
例えば
・『KAKERI』を立ち上げたパティシエとWebマーケターの『異業種のコラボ』
・素敵な素材や商品を持っている方とパティシエの『職人と職人』
・コラボすることで生まれた商品を、楽しみにしていてくれる『仲間(お客さん)とKAKERI』
といった想いも込められているということです。
それでは、取材スタート!
まなちゃん:ケーキ作りで楽しいときはどんな時ですか?
パティシエさん:レシピどおりに作れたときはとても楽しいです♪
まなちゃん:お客さんは1日にが何人くらい来てくれますか?
パティシエさん:だいたい100人くらいは来てくれます。
まなちゃん:一番自慢のケーキは何ですか?
パティシエさん:私の自慢のケーキはチョコレートケーキ、ガトーショコラです。今、SNSでもレビューをたくさんもらえている商品も「日本酒ガトーショコラ」なんですよ。
りぃ子ちゃん:ケーキが腐らないように工夫していることはありますか?
パティシエさん:前の日に来てくれたお客さんの人数から、次の日に作るケーキの量を考えてつくるようにしています。残ったケーキは自分たちで食べたりもします。
まなちゃん:ケーキ屋さんの中であこがれの人はいますか?
パティシエさん:楽しくケーキ作りをしている人にあこがれます。
まなちゃん:ケーキ作りをしていてうれしい時はどんな時ですか?
パティシエさん:思ったとおりの味のケーキができたときはとてもうれしいです。
りぃ子ちゃん:パティシエさんの夢や目標はどんなことですか?
パティシエさん:楽しくケーキを作り続けることかな。
まなちゃん:どうしてパティシエになろうと思ったんですか?
パティシエさん:子どものころからお菓子作りがすきで、
自分が作ったお菓子を食べてくれた家族が喜んでくれることがうれしかったので、もっとたくさんの人に喜んでもらえるケーキが作りたいと思ってパティシエになりました。
まなちゃん:今までに何個ケーキを作りましたか?
パティシエさん:1000個以上はつくっていると思うよ。
りぃ子ちゃん:どうやってお店の宣伝をしているのですか?
パティシエさん:ポスターを作ったり看板を出したりして知ってもらう努力をしました。
まなちゃん:辞めたいと思ったことはありますか?
パティシエさん:やめたいと思ったことは何回もあったけど、パティシエとしてお菓子づくりをしているときが一番楽しいと思って今も続けています。
りぃ子ちゃん:失敗したことはありますか?
パティシエさん:いっぱい失敗したことはあるよ。
りぃ子ちゃん:失敗したときはどうやって乗り越えたんですか?
パティシエさん:失敗してもやり続けて、どうしたらうまくいくかな、って考えておいしいケーキが作れるように工夫してきたよ。
まなちゃん:パティシエさんのケーキはいっぱい買ってもらえてますか?か?
パティシエさん:うん、いっぱい買ってもらえていて、食べてくれた人から嬉しい感想もたくさんもらえています。
よしたかくん:一番好きなケーキは何ですか?
パティシエさん:ガトーショコラとチョコのケーキです。作るのも食べるのも好き!
りぃ子ちゃん:お店はどこにあるんですか?
パティシエさん:香川県にあります。
りぃ子ちゃん:どうやってパティシエになったんですか?
パティシエさん:お菓子づくりの学校に通っていました。
まなちゃん:ケーキ屋さんもクリの皮むきってするんですか?きれいにむけますか?
パティシエさん:私も栗の皮をむいています。
最初は、あまりきれいにむけないけどなれてくるときれいにむけるようになってきました。
りぃ子ちゃん:一番作るのが苦手なケーキはありますか?
パティシエさん:チーズのケーキが苦手です。
子ども達はパティシエさんのお話に夢中になってインタビューをしていました。
インタビューを終えた子ども達の感想
●りぃ子ちゃん
私たちの知らないところでパティシエさんは、いろいろな工夫をしていたり大変な仕事をしているけど私たちのために頑張っていることがわかりました。私が栗をむいたとききれいにむけなかったけど、ケーキ屋さんに売っている栗を使った商品の栗の皮がきれいにむけていてすごいと思いました。
●まなちゃん
パティシエさんとお話をしたのははじめてだったのでいい経験になりました。ケーキをお家で作ったことがあるけれど、ケーキ屋さんのように上手にはできなかった。
パティシエさんもみんながおいしく食べられるようにたくさん練習と失敗を積み重ねていることを知りました。
栗をむくのは大変なのにパティシエさんは毎日たくさんむいていてすごいと思いました。
パティシエさんにも苦手なケーキの種類があることが発見でした。
●よしたかくん
ぼくはケーキがだいすきなので、パティシエさんとお話ができてうれしかった。しっぱいすることもあるといっていたのがびっくりした。しっぱいしても大丈夫と知れてよかった。
1日に200個もつくるときがあるのはすごいとおもった。
保護者の感想
●りぃ子ちゃんママ
事前に自分たちで用意していた質問に加えて、話を聞いて新たに疑問が出てきたことを聞けていたので感心しました。
憧れの職業の方に実際にお話を聞けたのが良い経験になりました。
子供向けのお仕事体験などでは、どうしても楽しいところの良いところどりになってしまいますが、表に出ない地道な作業や苦労、やめたいと思ったことなど直接聞けたのがよかったのではないかと思います。
オンラインで直接お店にうかがえないので、お店の写真や実際に作られた商品などを見せていただくことができれば(事前でもインタビュー当日でも)、さらに子供はイメージが沸いたのではないかと思いました。
●まなちゃんママ
普段は控えめな娘ですが、積極的に質問や疑問を伝えることができて頼もしく感じました。
生き生きとした様子が印象的でした。
学校のクラスは大人数なので、思いや意見をを発表することが苦手な娘なのですが、今回のインタビューでは少人数でじっくり話し合いを進めていただいたので、娘も積極的に楽しんで参加をすることができたように思います。
活躍できる場を与えていただいたことに感謝しています。
今回の経験が自分の自信に繋がっていってくれたら嬉しいです。
大人の私でも知らないことを知ることができて楽しい時間になりました。
今度ケーキ屋さんに行くときは、このお店のパティシエさんは何のケーキが得意なのか見つけてみよう!と娘と話しました。
●よしたかくんママ
息子にはまだ少し難しかったのかなというのが正直な感想ですが、りぃ子ちゃんとまなちゃんのインタビューがとてもしっかりしていて驚きました。
記事にまとめるにあたり質問してみたら意外といろいろ答えてくれたので、彼なりに感じるところはあったのかなと思いました。お姉さんたちのインタビューや、やりとりを聞けたのも良い経験になったように思います。
参加が難しかった息子にも居やすい場を作っていただいて感謝しています。
もともと人見知りで自分の意見をなかなか言えない息子なので、3年生になったらあんなにもしっかりインタビューできるものなのか?もう少し私も導き方があったのではないか?など、自分自身の対応についても考えさせられました。
年齢がバラバラだと運営は大変かもしれませんが、場所も学年も違う子どもたちで会話をできることはとても良い機会だったと思います。
特に低学年だと画面越しだとイメージが沸きにくいように思うので、例えば実際の職場や制服で映っていただいたり、仕事道具や実際の商品など、写真でも良いので、目に見えるものがあればわかりやすいかもと思いました。
あとがき
今回は、リトチャレで初めて会った3人が事前にインタビューする内容を決めてインタビュー当日をむかえました。
4年生、3年生、1年生と年齢の違う子ども達でしたが、それぞれが良い刺激をうけながらパティシエさんのお話からも多くを学んでくれたようです。
保護者の方からのご意見でもありましたが、オンラインでの開催のため仕事についてよりリアルに知るための工夫が必要だと感じる回でもありました。
今回の取り組みやいただいたご意見を次回の取り組みへ活かしていきます!
次回もお楽しみに♪
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