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コートルード美術館・研究所のサマースクールの事前資料がまだ読み終わらない・・・

オンラインで開講される、イギリスのコートルード美術館・研究所のサマースクール。受講するラファエル前派の講座の事前資料(もちろん英語)をやっとぼちぼち読み始めました。

しかし、ラファエル前派の一員というわけではないがコースで扱うらしい画家のホイッスラーに関する本のページ数が多く、全然読み終わっていません・・・。

ラファエル前派の概要については、下記のような内容を読みました。ほかにも情報がいろいろありましたが、すぐに気が散ってきて頭に入らなくなるという・・・。困ったものです。

ラファエル前派の基本情報(ごく一部)

当時のイギリスのロイヤル美術アカデミーは、晩年のラファエルとミケランジェロを典型とする後期ルネサンスのスタイルを模範としていましたが、ラファエル前派の若いアーティストたちは、それよりも前の時代である中世や初期ルネサンスの美術を、新鮮で真摯なものとして手本にすることを表明しました。

宗教美術だった中世美術への傾倒から、ラファエル前派の作品にはキリスト教の題材が多く登場します。当時のイギリスで入手できた図像学の本から得た知識も絵に取り込みました。

キリスト教が主題の絵で当時の労働者たちの姿を反映した描写も行ったため、神への冒涜だとの批判も受けました。

ウエストミンスター宮殿が1834年の火災でほぼ焼失し、再建される過程で、イギリスではナショナリズムが高まり、ラファエル前派の画家たちもイギリス文学を主題とした絵も多く描きました。

シンボリックな要素が多いことのほかに、自然物の緻密な描写や、明るく光にあふれる色彩も特徴です。美術評論家のジョン・ラスキンが自然に忠実であれと書いていることに影響を受けています。

緻密な描写は、当時出てきた写真の技術の影響もあります。

などなど。

Zoomでのディスカッションの前に見ておかなくてはいけない動画はこれから視聴していきます。1日2本、計2時間程度の講義動画を見る必要があります。理解できる内容であることを願うばかりです・・・。

▼続く

▼コートルード美術館・研究所のサマースクール受講記録その1


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