カーテン作って旅に出たい

あんなに春！春！言ってたのに、あっという間に夏だし、あっという間に梅雨入りどーん。

でも、私は相変わらず春よりも梅雨。
梅雨よりも夏が好きな人間なので、日々幸福度があがっている。（へんなの）

理由は

梅雨の日の朝起きたら、夜明けみたいに薄暗くて耳を澄ますと雨の音だけが響いてるのをこっそり布団の中で聴く時間が私はすごく好きだから。

夏の茹だるような暑さの中。家に帰って、クーラーで冷やした部屋で灼熱の空を見ながらスイカバーを食べる夏が好きだから。

前置きはここまでに。

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先日採用試験を受けた病院から内定をいただけた。

一般企業と比べて看護師ってのは引くて数多なので、きっと就活はそこまでキツくないほうですが、病院も選べば人気も倍率もついてくるもので

結果が出るまではソワソワ、フワフワ。

気を紛らすために、母親が最近入れてくれたアマプラを漁って、ずっと見たかった「百万円と苦虫女」をみた。

実習から帰ってきて、シャワーを浴びて、冷たい水を飲みながら毎日40分、ぺたんとあしを床につけて座り込んで見入っていた。

映画は一気に見るものだと思うけど、開始10分からもう好きで、もったいなくて3日かけて見た。

この映画の中で、家を出ていく前にカーテンをミシンで縫って、そのカーテンを引っ越すたびに自分の部屋につけるっていう場面があって。

ゆらゆら〜かわいい。

↑このカーテンね。

トランク一つにカーテン詰めて、いろんなところを転々として、自分探しという名の自己逃避旅。

キラキラしてないのに魅力的で、人の目を引く蒼井優ちゃんの演技に釘付け。

私もカーテン作りたい。
1人でどっか知らない街に逃げたい。
百万円記帳したい。
まあるいお風呂に浸かりたい。
ちょっぴりこんな恋したい。

なーんて、単純ながらおもったり。

こういう、素朴な、音楽とかない蝉の音だけ聞こえる邦画を見ると、夏っていいな。夏恋しいなってなる。

風鈴とか、スイカとか、祭りとか、花火とか。

うん。いい。

コインランドリーで、やべー恋してるなって自覚するシーンがすごい好き。

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明日も日々は続くけど、またいい映画に出会えたから頑張れそう。（ありがとう！）

お風呂入っておやすみ。