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妄想力の教材だったゲーム攻略本

これまで過去2回に渡り、私のポケモンとの関わりを綴ってきましたので、よろしければそちらもご覧ください。
本記事は私のポケモン史第三弾になります。


その後、ゲームボーイカラーからゲームボーイアドバンスにハードが移り、ポケモンもルビー・サファイアへとソフトが移り変わる。
金銀の時と同じく弟とそれぞれソフトを買ってもらい、私はサファイアを選んだ。
思い返すとポケモンの中ではサファイア版が一番時間をかけて遊んだゲームだったと思う。

長時間飽きずに遊べていたのは攻略本の存在がかなり大きかったと思う。

私はコンプリート欲が強く、攻略本を読んで、その道路にいるポケモンを全て捕まえてから次の道路に進むという徹底っぷりを発揮していた。
また、各ジムチャレンジについても攻略本に書かれていた推奨レベルまでポケモンを鍛え上げてチャレンジしていた。

1日のゲームの時間は親から制限されていて、ゲームをやりすぎないようにと言われていたが、攻略本については制限されていなかったので、穴が開くほど読んでいた。

今でこそ「ポケモン徹底攻略」などの、ポケモンに関する情報がWEB上にリッチに掲載されているが、当時子供だった私にとっては攻略本が唯一のゲームの教材だった。
本を読むだけでもゲームで遊んでいる感覚を得られるし、ゲームであれやったらワクワクしそうと想いを馳せて心をときめかせることもあった。

中学生くらいから攻略本を買うことが減り、友人からの情報やゲーム内の情報だけでゲームをプレイすることが増えて攻略本とは疎遠になってしまった。
だが、攻略本を読みながらどうやってゲームをプレイすれば良いかを妄想する力はいまだに根付いているのかもしれないと思う。

話は変わりますが、みなさんは夜寝る時にどのようなことを考えて眠りにつくのでしょうか。
私はほぼ毎日今遊んでいるゲームについて考えながら眠りにつく。
ポケモンを遊んでいる時であれば明日どのようなポケモンを育てればいいか、どこまで進めようかなどを考えている。
たまにゲームのことを考えすぎて目が冴えてなかなか寝付けないこともあるが、私にとってゲームについて考えることは無料でどこでもできる至高の楽しみである。

そうしたゲームの世界を妄想する楽しさを教えてくれたのは間違いなく攻略本であり、(実家に残っているか怪しいが)一番読み込んだポケモンルビー・サファイヤの攻略本に感謝の気持ちを伝えたい。

#エッセイ
#ポケモン
#ゲーム

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