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怒りは対処療法ではなく根本解決を。


代表講師のライチです。6/22(火)誰も教えてくれなかった!怒りのヒミツ講座のことを考えていたら、面白い記事をみつけました。

「罵倒が鎮痛剤?」イギリスのキール大学で行われた実験。
氷水に手を浸してどれだけ耐えらるか、という実験で、呪いや罵りの言葉を発していると長く耐えられるという結果が得られたそうです。辛いときに呪いの言葉を吐きたくなるのは、自然に備わった鎮痛効果を使おうとしてるのかもしれませんね。

しかし、その後の追跡調査により、普段から罵り倒すクセのある人にはほとんど効果が得られないということが判明。これまた興味深いです。怒りのヒミツ講座では、怒りは「依存症に似ている」というお話をしています。怒鳴り散らすなどの発散方法が、エスカレートしてしまう危険について。自然の鎮痛効果も、効き目がなくなり、周りの(特に弱い立場の人・子どもなど)が傷を負い、誰も幸せになりません。

講座内では人に当たるのでなく、自分の本音を知るために「ひとりで悪態をついてみる」ということをおすすめしています。それは鎮痛効果を使って耐えるためではありません。怒りをそのまま周りにまき散らすのでもなく、かといって抑えつけるのでもなく、自分自身の本音、辛い気持ち、その奥にある本当の望みはなんなんだろう?そこに耳を傾けてみることが根本解決につながるのです。

自分の怒りを持て余している人も、身近な人に怒りをぶつけられて困っている人も、怒りの仕組みやつきあい方について、学んでみませんか?自分で自分の声を聴くのが難しいときには、安全な場で本音をぶちまけてOKな、おはなしDAYを利用してみてくださいね。
(2021年5月24日の記事より)

おはなしDAYのご予約は

■こちらのカレンダーからどうぞ。記事内の怒りのヒミツの講座もこちらからお申し込みいただけます。
https://coubic.com/lis-mom/services


■NPO法人リスニングママ・プロジェクトHP
https://lis-mom.jimdofree.com/


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