見出し画像

ZOOMで「フィンランド風おはなし会」をここまで続けてみての私の感想

外出自粛期間中に思い切って始めてみた「オンラインでのおはなし会」を振り返ってみました。

目次

1・最初に感謝 2・実施概況 3・アンケート 4・枠組みと内容 5・自己評価と感想 6・聴き方の勉強になった 7・今後の展開 8・参加協力して頂ける方募集中です!

1・最初に感謝

継続して一緒に対話の場を作ってくれている皆さんに、本当に感謝しております!宣伝も一緒にしてくれて、とっても応援してくれた方もいらっしゃいました!ほぼ毎回参加して下さる方もいらっしゃいました!ご夫婦で参加してくれた方もいらっしゃいました!お子さんと一緒に参加してくれた方もいらっしゃいました!
とってもいい場を一緒に作ることができて、私は幸せだと思っております!

2・実施概況

・週に2回(水曜日、日曜日の20:00~21:40の100分で開催)
・4月22日から週2回開催で、19回開催しました。
・参加登録して頂いた方は33名の方です。ありがとうございます! 毎回4人~11人くらいの方が参加してくれていたと記憶しております。※毎回の参加人数はカウントしておりませんでした。
・内容は、「オープンダイアローグ(OD)」を参考にした「リフレクティング・ワーク」のおはなし会と、「コーチング」を参考にした、質問の練習をしながらのおはなし会を実施しています。
※「コーチング」を行ったあとに、「リフレクティング」を行ったりもしています。
・「子育て世代を応援するつくばの起業家集団」のご協力で、地元の巣籠している親子の方と一緒に、5月に2回おはなし会を開催することができました(6~7人くらい×2回だったと思います)。

3・アンケート                 

※参加した方が任意で1回のみ回答。21人の方に回答頂きました。質問の一部の抜粋です。

Q:今回のプログラムに参加しての満足度はいかがでしたでしょうか?
10点…38.1%
9点…23.8%
8点…19%
7点…14.3%
6点…0.0%
5点…4.8%

Q:どれくらいの頻度で参加できるのが望ましいですか?
・週に1回の参加…55%
・2週間に1回…20%

Q:参加しやすい時間帯は?
・夜(20:00~22:00)…85%

※あとは、仮定の話で、自分がファシリテーターをした場合の時給や、適正な参加費に関しても回答して頂きました。(無料で開催しております)
自由筆記で感想も書いて頂きました。とても私が嬉しくなったり、励まされたりするものばかりでした。ありがとうございます!

4・枠組みと内容

①自己紹介(人数が多い時は、3~4人に分かれる)、②対話の枠組みの情報共有、「お願い」(ここでの話はこの場に閉じる)と「ご提案」(ODに基づいた聴き方、話し方のご提案など)、③自己紹介をした同じメンバーとグループワークを実施、④最後に振り返り(人数が多い時は、3~4人の新しいメンバーに分かれて)。という形で行いました。

上記の枠組みによって、私が体現したいとと思っていたことは、
・自分がその場で話したいと思ったことを話せて、それをただただ聴いてもらえる場が保障されている。
・グループは、基本的に3~4人に分かれていて話しやすい環境がある。
・価値観の押し付けと捉えられるような言い方を意識し、控えていく提案が共有されている。
・この場で話したことは他言せず、この場に閉じるというお願いがなされている。
・無理に自己開示する必要はなく、この場で話してもいいと思ったことを話される環境があり、話さない自由、沈黙が保障されている。
・「リフレクティング」を活用することで、侵襲性が低減できる形で、お互いに感じたことを自由に選択的に共有できる環境がある。
などかなと思っております。

補足)

・私(ファシリテーター)の「お願い」や、「提案」は、実質「グランドルール(パワーを持ったもの)」に近いものを提示している形になっていると認識しております。
・語らない自由が保障されている、沈黙を共有できる場であるという点を今後はもっと意識できればと思います。
・「お願い」は、受け入れてもらえるかどうかは、相手に委ねつつ、でもなんとかお願いしますと懇願するイメージで私は捉えています。
・「提案」は、受け入れてもらえるかどうかは、相手に委ねるような配慮のされた言い方のイメージで私は捉えています。


5・自己評価と感想


細かい反省や、誰も参加してくれないかもという恐怖はあったりしますが、私としては、ここまでやってみて120点満点です!このまま続けていきたいなぁという気持ちです。
毎回、自分から解放されて少し気が楽になった、自分ひとりでは気づけなかったことに気づけてよかったーとういうような感じで、ファシリテーターをしながら自分自身が心地よく参加しています。

週に2回開催し、対話の場を継続している状況で、顔見知りになった参加者の方と対話を繰り返すことができる状況があり、徐々に自分自身も自己開示できる話題が増え、それが言語化され、聴かれて、多様な捉え方として自分に返ってくる体験はとってもいいなと私は感じています。とにかく、自分の話をただただ聴いてくれる場が、週に2回あるのは贅沢だと思っております。

何を話すか特に決めずに、他の参加者の方がテーマにしたことに影響を受けて、自分や他の参加者の方が話をした時は、似たようなテーマで話が広がっていき、それが重ねられていって多様な捉え方が自分の中で体感され、対話が終わった後も、自分の中で内的な対話が続いていったという経験が
何度かありました。「広がって、深まった」感覚を何度も経験することができたと思っています。

オンラインで生まれたコミュニティがとっても貴重な場になったと思いつつ実際の私が所属するコミュニティ(家庭等)では、こういった対話による
気づきや、内的対話がほとんど起きていないということにも気がされています。「これは私の日常にはまだ無い枠組みだ。でも、オンライン上で持続的に作ることができ、日常にもいい影響を与えてくれている。さぁ、これからどうしよう」という感じです。

6・聴き方の勉強になった

オンラインでは、聴いている自分を画面で見ることができるので、聴き方をあれこれ試行錯誤する場にもなりました。オンラインでもとっても聴いてくれている感じがする、うなずき方や相槌、リアクションが、いいなぁこれ、素敵だなぁと感じた方々に出会うことができました!!
自分の場合は、模倣学習しながら、ゆっくりうなずくように心がけたり、何か共感できることがあったら、顔の表情でリアクションするようにしたいと思うに至っております。もしかすると、わざとらしかったりするのかもしれませんが、私は型から入るタイプなので、徐々に自然な所作として身に着くだろうと思っています。

7・今後の展開

・この「おはなし会」はこのまま続けたいなと思っております!
・家庭内でこの枠組みを実践するにはどうすればいいのだろうか?という意識があります。今のところ、一人でもできることを実践しております。
・今参加して頂いている方は、とっても対話性を意識されており、一緒に対話を重ねることでお互いに対話に関する醸成がされている気が私はしております。一緒に何かやれるのではとも思ったりしております!
・ダイアローグを実践している皆様と何か一緒に連携して、協力して形づくれるものがあると素晴しいのではないかと思ったりします。
・ビジネスモデル化、プロシューマモデル化するにはどうすればいいのか、やめておいた方がいいのかは、わからなくなってしまいました…。

8・参加協力して頂ける方募集中です!

・安心してお気軽に参加できると思います!是非、試しにご参加してみてください!!

ホームページ
https://listening-firm.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?