ユウウツだった会議が改善したかも
退屈だったミーティングが「楽しさ」に変わったので書いてみる。前半はグチっぽくなっているかも知れません。
先日、コロナのこのご時世にも関わらず毎月のミーティングがありました。臨月なのに気づけば仕事をしている。これが個人事業主の現実なのか。まぁいいか。
ミーティングなんてZoomでいいんじゃないの?
という私の提案がやんわりすぎたのか、それの使い方がよくわかりませんので、という話だったのか結局いつもの対面になってしまった。
蓋をあけてみても、やっぱりZoomとメールで済んだ話だったけど。今回は仕方がないので、せっかくだからがんばってお弁当配達をとってみました。
たまたまなんだけど、首相や海外大統領が会食で使うレストランの元料理長さんのお店だった。(料理の写真とるのを忘れました)。
ふだん、中小企業診断士、税理士、労務士、事務代行の方など色んなアウトソーシングの方にお世話になっており、それぞれの連絡もあいまいだったりするので、情報共有はできればいつも必要でした。
マウンティングされ続けるのがユウウツだった
これは前からなんですが、社長さんがコンサルティングと称して全体的にマウンティング強め。人や状況に対するジャッジも強めで苦手でした。
人前なのに自分の部下に対するハラスメント的な発言も気になった。
当初から私の存在は無視されている。女だからなのか、専門職の業界で資格なしの人間だからなのかそれはわかりません。
最近は妊娠したので部下ぐるみで「さっさと引退しろ」的な圧力を感じなくもなく。
いや、産休くれるっていうから事務引き継ぎをさせて頂いていたつもりなんですが、のらりくらりこちらの要望から逃げられるような気がする。
もうこちらのやり方でやるから口出ししないでくれ、的に。なかなか話が先に進まない。
今までコンサルタントの方には沢山会ってきた。その私の知り合いはコーチング畑の人達。自分のエゴより相手の望みにスポットライトを当てる当てないの「スイッチの入切」を心得ている人たちでした。
未熟者なりにじぶんなりの価値を貫いてみた
なので経営者側のゴールや現場感覚を尊重しない、話を聞かない、というやり方がなんとも詐欺のように見えていた。
そんな風に見える自分の視野の狭さも悲しい。
でも、私の先入観だけじゃなく、何かあったら放り出して書類まるっと送りつけて撤退すればいいやと思っているのか、言葉の端々や行動から見え隠れしてるんですよね。
実際そういう目にあった同じクライアントみてますし。
起きた事の結果や、現場対応のしわよせは誰に来るかといえば最終的にはコチラなわけで。ただでさえ現場運営いそがしいんだから、頼んでること全体から詳細まで把握させてもらわないと困るっていうのが切実な思いでしたので。
事業がだれのおかげで成り立っているかって言ったら時間を使って毎日手足動かしているスタッフ。そしてお金を運んできてくれるのはお客なわけで。お客さんメリットを優先するのもそこは外してはいけない当たり前ですし。
そのへん無視しようとするから私はコンサルとは認めてこなかったし、事務代行会社さんだと思っていた。
そこは私は私で失礼なんだけど。
スタッフやお客の人達の立場に沿うことしか私はこだわってきてないから出過ぎたこと言ってないと思うんですよね。
代行して頂いている制度や税務会計事務に関しては的確、正確、感謝しかないし不満もない。その気持ちは日ごろ常にお伝えしていたつもり。
現場管理や運営にかんしては苦手なのか、事業主側の目標や希望、現場の都合無視してこそこそコトをすすめてしまう。的外れな決定は機能しないし、その結果コチラの仕事が増えて余計な出費も増える。
だから当初からずっと目が離せなかった。疲れました。
小競り合いとか葛藤って、ようするに停滞。何とか熟成させようと思ってはいたけど、常に攻撃されてた(ように感じた)からツラかった。
誰でもどんな会社でも得意と不得意あるんだから、そこを許せればよかっただけかもしれないですが。
毎回のミーティングの議題ものらりくらり
も泣きたかった。こちらが100%乗るはずのない提案がどんどん出っぱなしなのに、口を挟めないまま時間だけ過ぎる憂鬱。こちらは休日つぶして参加してますし。人の話を聞かないタイプの人苦手。
相手に質問して引きだせば、のんでもらえる提案なんてピンポイントでわかるはずなのに、なぜ質問をせずしゃべり続けるのか。
もうこの関係性が続いて4年目でしたが、これが闘わずうまくいけばよかったのに。でもこれが最善だったなー。
会社を変えれば済む話ですが狭い業界でいろいろな事情もあるし助かる部分も大きい。
専門家の人達がそこで何を言ってるかぐらいは理解できて、YES NOは言わなきゃいけないから、沢山勉強もしてきたのでそれはよかった。
そんないきさつで苦痛を耐えてきたミーティングでした。
ユウウツさのせいか、美味しいはずの料理の味がよくわからない。それとも前置きがながすぎて料理が冷めて味がおちたのか。
あぁもったいない、、、料理ももったいなし時間ももったいない
そんな事ぼんやり考えていたら、ミーティングも後半になっていつもの流れと違ってきました。
私はそれまで白黒つかない小競り合いが2か月ほどつづいてイライラ頂点で、
もう出産だろうが育児だろうが今までの業務範囲も続けるし、ミーティングはしんでも継続して参加するから、今回そちらで自ら引き受けると言い出した分ぐらいコソコソ適当にやらんで報告しろ(ぼけ)
的にそういえば伝えたんだった。
頭にきすぎて衝動的に伝えた(もちろん理路整然と、各方面に根回しの上)ことだったから、冷静な今は他人事のように感じるし
今回先方がもしも怒っていたら土下座でもなんでもして謝ろうとは思ってたんだけど
それが効いたのか、、、
今回はミーティング中私が無視される、ということがなくおだやかに案件が把握できた。
はて。
これはスムーズですね
始めからそう言えばよかったのか?
という言葉が頭の中をぐるぐる。今まで言えなかった私が悪かったのかな?、、、
その後はもっと流れが違ってきた。
「みんなでこれから何ができるかな、楽しみだね!
的なヴィジョンのアイディアが全員参加の意見でどんどん出てきた
なんだろう、これは楽しいぞ^ ^!!
現実的ではないジョーク的なゴールのヴィジョンでしたが、アイディアが積み重なったので楽しかった。
お腹の底から笑える
話に参加しながら不思議な気持ちでした。
仕事には全員の楽しさが必要だったんだ
と改めて認識。
さいきん一部のスタッフ同士が対立しているんだけど、あと一歩、ここで実現できていないのは楽しさなのかも、、とすこし解決のヒントが見えた気がしました。
最近私は自分のゴール設定がはかどってきて、ビジネス分野にかんして出てきた価値っていうのが「信頼」だったのです。
いつも自前アファメーションをつくるときは、どんなのが生まれてくるのか自分でも最後までわからない。
今回は「私たちの仕事は笑い、楽しむこと」だった。
怖がりで、なんでも石橋を叩いてきたわたしにとっては意外なゴールでした。
それをなるべく毎日意識していたところだったから。今までは、私にとって商売の軸が何かわかっていなかった。だから苦労してきたんだな、と。
力みやプレッシャーがつよすぎて、「信頼」という価値を優先するのも難しかった。だから当初ヘンな人ばかり寄ってきたのか?
今は、スタッフさんも信頼どころか尊敬できる人に入れ替わってきています。
楽しさは抽象度高いし、みんなが自ら参加したくなる価値なんだろうな。だから今回の対立葛藤は消えてくれたのかもしれない。そうだとすると、今までのことも
自分の在り方に原因があったのかもしれない!
今回ほんとうに協働できるチームへのヒントに少し近づけたとしたら嬉しい。
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