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営業から商品戦略部に大抜擢。職種が変わっても活躍するふたりが話す仕事のコツとは <前編>

「仕事で成果を出すにはどうすればいいのか」社会人であれば、多くの人が一度は考えたことがあるテーマではないでしょうか。その答えを探るには、実際に活躍している人の声を聞くのが近道。ということで今回は営業部から、顧客の声をもとにプロダクトを企画していく“商品戦略部”に抜擢され大活躍中のL is B社員、吉岡さんと河村さんに、仕事で心がけていることやこれまでのキャリアをお聞きしました。

左から商品戦略本部 商品戦略部 河村さん、商品戦略本部 商品戦略部 吉岡さん

人柄のよさを感じ、新しいことへの期待を抱けた

――最初に、これまでのご経歴と現在の業務内容を教えていただけますか?

吉岡:新卒入社した会社では工場で生産管理に1年8ヶ月ほど取り組みました。非常にやりがいを感じる仕事ではあったものの、のんびりとした社風の企業だったこともあり、物足りなさも感じていました。そこで、「自分の実力を試せる環境で挑戦をしてみたい」という想いから、証券会社に営業として転職をしました。証券会社で営業としてスキルをつけたのちに再度転職し、L is Bには2021年の3月より在籍しています。

L is Bへ入社後も営業をしていましたが、昨年1月からは商品戦略部に配属になりました。営業としてお客様の生の声をお聞きしていた経験を活かして、directおよびdirect Appsの新機能の開発に携わっております。

河村:大学卒業後は、地元である兵庫県の信用金庫に就職しました。そこでは窓口業務や融資事務に携わっていました。2021年の10月にL is Bに入社して、最初は関西支社に所属し、中国地方の担当として営業に取り組みました。

そして翌年の7月より商品戦略部に異動し、主にdirectをはじめとする既存製品のプロジェクトを先導する役割を担っています。

――前職を退職しようと思った理由を教えてください。

吉岡:コロナ禍で活動が限定的になり、将来への不安が生まれたことがきっかけでした。リテール・法人営業を行っていたのですが、営業先にIT企業が非常に多くて勢いを感じていたことや、取り扱いとしてもIT企業の株が多かったことから、IT業界への転職を決めました。

河村:信用金庫での業務は来店されるお客様対応がメインだったので店舗の外に出ることはほとんどありませんでした。外回りに行く営業の方を見ていると「自分も外に出たい、お客様の仕事が見たい」という思いが強くなってきました。また、デジタル化がほとんど進んでおらず、「こうしたら紙が減らせるのにな、効率化できるのにな」と思いながらも、諦めているような状況でした。そういったモヤモヤもあり、転職を考え始めました。

――他社さんの選考も受けられていたと思うのですが、L is Bのどんなところに魅かれて入社してくださったんでしょうか?

吉岡:当時のL is Bは営業が4名だったので、自分の考えや経験に応じていろいろと挑戦できそうな点に魅力を感じました。まだ業務フローが確立されていない部分が非常に多いことを面接でお聞きして、この会社であればたくさんのことを経験できるんじゃないかというワクワク感を持つことができたのは非常に大きかったですね。

また、面接でお話した営業の方やL is B代表の横井さんの人柄の良さも決め手のひとつでした。

河村:私も面接を通じて直感的に人柄のよい人が多い会社だなと感じました。なにより、横井さんの言葉が非常に印象的でした。「ずっとうちにいる必要はないし、踏み台にしてもらってもいいよ」と面接時におっしゃっていたんです。そういったことを言われる代表の方ってあまり多くないと思いますし、面白そうだなと感じました。
また、L is Bを知ったタイミングが「しんきんdirect」の提供開始と重なっていたのも大きかったです。L is Bに入社することで自分が前職で「もっとこうなったら便利になるだろうな」と思っていたことを何か少しでも実現できるかもしれない、と思い入社を決めました。

スピード感と相手への気遣いが仕事をうまく進めるコツ

――人柄のよさをおふたりとも感じていただいていたんですね。L is Bで働き始めて、業務への取り組み方やマインドなど、ご自身に起きた変化があれば教えてください。

吉岡:前職である証券会社の場合、自分が今どこを走っているのか、いつまでこの仕事をするのかといったマイルストーンがない環境でした。一方、L is Bでは直属の上司が「これをやれば次はこんなことができる」と今後の道筋をしっかり示してくださったんです。それにより高いモチベーションを維持できるようになり、これまで以上にやりがいを持って仕事に取り組めるようになりました。

また、前職ではプロジェクトのリーダーになることはほとんどありませんでしたが、L is Bに入社後は小さなものではあるものの、ひとつのプロジェクトを自分が率いて進めていくという経験ができました。これまではデザインやUIはまったく触れてこなかったので試行錯誤しながらの取り組みではありますが、これから知見を増やしてレベルアップしていければと考えています。

河村:緊張の質が変わりました。前職ではお金を扱うこともあり、大切なことではあるのですが。慎重でいかにミスをしないかが評価の基準でした。しかしL is Bでは、失敗を気にせずまずやってみようという空気があり、業種業界未経験の私でしたがすぐにたくさんの仕事を任せていただきました。早い段階から経験が積めてありがたかったですし、挑戦する度胸がついたのは大きな変化でした。

また、自分の部署だけで完結する仕事がほとんどなく、他部署を巻き込んで取り組むことが多いため、どの部署でどんな仕事をしているかを知ることができ、会社の全体像が見えてとてもいいなと感じますね。

――よい変化があったようでよかったです。お二人とも商品戦略部への抜擢までは営業としてご活躍されていましたが、営業としてはどんなことを心がけていましたか?

吉岡:L is Bがお客様の課題をどのように解決できるのか、といったゴールイメージをきちんと示すことは意識していました。具体的には一人ひとりのお客様にしっかりと向き合って、タッチポイントを増やしたりお客様のニーズに合わせた資料を作ったり、導入後のフォローなどをしていました。

これらをスピード感を持って行うことで、お客様と同じゴールイメージを持ってそれに向かって一緒に走っていける関係を作っていけるのではないかと考えています。

特に私のメイン顧客である大手ゼネコン様の場合、DXを進めなければならないと課題感は持っているものの、そもそも何から手をつけたらいいかわからないと困っておられる方も多いです。このような場合は、まず私たちにできることをしっかりと伝える必要があります。

そこを伝えた上で、導入までのスケジュールを引いたり社員さん向けの勉強会の計画を立てて動画を用意したりと、導入に向けた動きを明確にするところから始めます。そしてお客様の引っ掛かっている部分を一つひとつ解消していくという動きをした結果、大型の受注に繋がったこともありました。

河村:私が心がけていたのは、お客様をとにかく気にかけることです。

例えばdirectをトライアルで申し込んでいただいた際、似たツールを使ったことがある方やITリテラシーが高い方であれば比較的スムーズに使用していただけると思うんですが、問い合わせをくださる企業様はシステムを使うのがはじめてという方や、あまりリテラシーが高くない方が使われる予定というケースも少なくありません。そのため、「問題なく使えているか」、「不明点がないか」ということをお伺いしたり、質問にはできるだけ早く対応するようにしていました。

そのかいあってか、お客様に「レスポンスが早くて助かる」といったお言葉をいただいたことがありました。基本的にはチャットで質問を受け付けていましたが、「チャットで説明しにくい部分は気軽にお電話ください」とお声掛けをし、お客様のやりやすい方法で質問しやすい関係をつくることを意識していました。

――お客様に向き合って寄り添うことを真摯に続けられてきたんですね。続いて、現在の商品戦略部で心がけていることを教えてください。

吉岡:営業では一人で仕事を進めることが多かったですが、商品戦略部は複数の部署と連携してよりよいものを生み出していくことが求められる部署です。タスク管理ひとつとっても、自分一人ではなく複数の方と共有しながら進めていかなければなりません。正直まだまだではありますが、プロジェクトに関わる方たちにタスクと目標をしっかり共有して、お互いに今どんな状態なのかを知った上で仕事を進めていくためにどの方法がいいのか模索している最中です。

また、営業時代に築いたお客様との関係性を維持することも心がけています。よりよい機能や商品を作るためにも、商品戦略部にとってお客様の声は非常に重要です。営業から商品戦略部に異動する際に引き継ぎはもちろん行いましたが、「要望は私にください」とお伝えをし、お客様の声を直接聞ける状況を作りました。

河村:レスポンスや情報共有を早くすることと、認識の齟齬が起きないように抽象的なものでもできるだけ資料に起こして目で見てわかる状態にすることを意識しています。資料って凝り出すといくらでも作り込めるのですが、ここでは資料のクオリティを追求するよりも早さを重視しています。

また、自分でボールは長く持たず、開発をはじめ連携している部署にすぐに仕事を渡すことも意識しています。

<後編>はこちら


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