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おばけって日本だけ??

Netflixにダークツアリズムと呼ばれるシリーズがあって、世界各国のあまり人がいかないところに焦点を当てたプログラムで、日本は福島と富士の樹海に行くものだった。富士の樹海はいつの間にかスーサイドフォレスト(自殺の森)と海外から呼ばれるようになったらしい。失礼な話だが、確かに年末に自衛隊が一斉捜索するのを当たり前にテレビを見ながら今年も終わるなぁなどと思っていたと彼に話すと、それ普通じゃないから。と言われ初めてきづく。

まぁそれはいいとして、富士の樹海に進行役の男の人がいった時に、以前富士の樹海に自殺しようとして入ったが、ギリギリのところでこっちに来るなと言う幽霊にあって自殺をやめたと言う日本人の女の人が一緒に樹海に入ることになった。

するとその女の人が、あー私ここから先は行けません。ここから先は体がちょっと持たない。と日本の心霊番組でよくあるあれをやり出した。

私はあー霊感ある人は大変だなぁと思って普通に見ていると、彼がそこから興醒めで意味がわからないとのこと。女の人はただ単にちょっと自分が特別って思われたいだけだろ?全ての心霊現象は科学的に説明できる。と言い始めた。

そこで、じゃあ夜暗い部屋にいるのとか、ドアの隙間とかお墓の前通るのとか怖くないの?と聞いてみると全く怖くないとのこと。

私は怖い。寝るときは扉がきちんと閉まってないと嫌だし、カーテンの変な隙間も怖い。お墓の前を通るときは小走りで歌を歌う。スペインに来てからは外人のおばけは怖さがあんまりないなと思って落ち着いたが、日本の時はちょくちょく怖いことがあった。

そしてふと思った。このおばけが怖いと言うのは日本独特のものなんじゃないかと。

海外のホラーはだいたいゾンビだ。個人的にゾンビは怖くない。日本は火葬するからソンビはいない。日本のホラーは物質的なものじゃなくてスピリチュアルになって来るからタチが悪い。

私たち日本人は幼少期からおばけや、スピリチュアルなものに囲まれて育って来た。保育園の時一番好きだった絵本はおばけちゃんだった、色んなところに神様が居て訳も分からずお参りした。夏になると怪談話をし、四谷怪談は保育園の先生が教えてくれた。近所には絶対霊感のあるおばちゃんがいて、引っ越しの時は大島てるを必ずチェックする。

私たちはまさにおばけを信じるように小さい時からマインドコントロールされまくったサラブレッドなのである。

想像力豊かといえば聞こえがいいが、スペイン人から見ると頭おかしく見えるみたいだ笑

私は友人に何人も心理現象を体験した事ある人が居るし、決して目立ちたいから言ってると言う感じでもないし、1人に感していえば、常に見えて居るのでよく肩が重いと行って毎月お寺に行って軽くしてもらっていた。

おばけを見たで話が普通に続く日本と、若干引かれるスペイン。

文化の違いはここにもあったか。


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