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日々の生活を楽しくするちょっとしたヒント



みなさんは、1日の中で良いことの方が多いですか?

それとも悪いことが多いですか?

現在、僕は37歳です。

37年間生きてきて、ちょっとだけ分かったことがあります。

「あぁ、人生を楽しく生きるってこういうことだろうなぁ」

と思ったことがあります。

僕は、システマというロシアの武術を習っています。

まだ初めて、1年と3カ月ほどです。

実際にシステマに触れてみて

「生涯を通して探求していくべきものを見つけた!」

と思って喜んでいます。

システマは、練習自体も楽しいし、システマの哲学も僕は好きです。

毎週練習に参加することができないのですが、
それでも、自宅や、職場でもシステマの練習はできるんです。

それも魅力だと感じています。

そういう意味では、毎日システマをやっています。

僕は、このシステマは武術とか、格闘技というものを超えた"何か"だと感じています。

ただ、それが何なのか?は、僕にはまだわかりません。

システマをしてよかったことの一つに

良かったことを見つけるのが上手くなった

ということがあります。

例えば、システマのトレーニングでプッシュアップがあります。

これは腕立て伏せのようなトレーニングです。

それで、このプッシュアップを20回しようとするじゃないですか。

だけど、15回しかできなかったとします。

今までは

「あと5回足りなかった。僕にはまだまだ力がない。」

という"できなかった方"に注目していました。

だけど今は

「15回できた。20回までもう少しだ」

というように、"できた方に注目"できるようになりました。

ここで、ポイントとなるのは、どちらもプッシュアップができた回数は15回だということです。

15回のプッシュアップの前者はできなかった方を探し、後者はできた方を探しています。

プッシュアップ15回という事実はどちらも同じなのに。

これって、日々の生活にも当てはまると思うんです。

例えば、上司に怒られたとします。

前の僕なら、

「あぁ、怒られてしまった。僕はダメな人間なんだ。」

というようなことを思っていたと思います。

でも今は、

「あぁ、怒られた。怒られるってことは、まだまだ伸びしろがあるってことだ。」

というように思えることができました。

怒られたという事実は変わらないのですから、だったら、それにどういう意味を見出すかは自分で決めれるはずです。

システマ哲学の中で、僕の大好きな言葉があります。

それは、

人生最悪の一日ですら、必ず「良かったこと」はあるんやで。

という言葉です。


こちらの本の最初の方にかかれています。

人生のどんな瞬間だって、必ず良かったことはある。

これって力強い言葉だと思いませんか?

ところで、システマとは関係ないですが、こんな言葉を聞いたことがありますか?

「やまない雨はない。」

歌の歌詞でこのような歌詞を見ます。

やまない雨はないっていう意味は、雨が降っている今は嫌なもので、その雨はいつかは晴れるって意味だと思うんです。

今は苦しくても、必ず楽しい日が来る。

そういう意味ですね。

ですが、人生最悪の一日ですら、良かったことはあります。

だったら、

「やまない雨はない」

んじゃなくて、

「雨が降っていることすらも楽しむんだ。」

そっちの方がいいと思いませんか?

雨がやむのを待つよりよっぽど。

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