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【LIPS labo】"ニオイ"の意識に変化!LIPSユーザーのデオドラントアイテム事情について調査【2022年9月2号】

こんにちは、LIPS編集部です。LIPSユーザーの美容事情や、ビューティートレンドをピックアップする『LIPS labo』。今回はLIPSユーザーの"ニオイ"についてのアンケートを実施。コロナ以前と比べ、汗や臭いが気になるようになったユーザーは全体の約4割に。そんなユーザーたちが普段からどういったケアをしているのかをご紹介します。※LIPSユーザーを対象にアンケート。集計期間:2022年9月1日(木)~7日(水) n=2,221)

1、コロナ以前と今、汗や臭いが気になるようになった理由って? 

『自分の汗や臭いは気になりますか?』という設問に対し「気になる」と答えた方は全体の68%に。25%の「やや気になる」と答えた方を合わせると、全体の約9割自分の汗や臭いを"気にしている"ことがわかります。

『コロナ以前と比べて、汗や臭いを気にする機会に変化はありましたか?』という設問に関しては、「変わらない」が48%の一方、"気になるようになった"(「より気になるようになった」「やや気になるようになった」を合わせた解答割合)という方も、41%いることがわかりました。
 
気になるようになった理由としては、以下が多く挙げられました。
マスクをするようになって、臭いに敏感になった
マスクをするようになって息苦しく、全身から汗が出やすくなってしまったので、臭いが気になるようになった
マスクを外した時の臭いを感じ方が過敏になっている気がする
・コロナになり、人と会う回数が減ったからこそ、たまに人と会う時に臭いという印象を付けられたくないから気にするようになった
自粛期間中に美意識が上がった

上記の結果から、コロナ禍での生活様式の変化も要因になっているよう。

マスクをすることで顔周りが密閉されたような状態となり、コロナ前よりも暑さを感じやすくなったうえに、臭いの素である汗の量が増えたこと、いつもは臭いを感知する鼻がマスクで遮断されていることで、臭覚が敏感になった、ということも考えられるのではないでしょうか。

また自分時間が増えて、ケアにかける時間やお金が増えたこともあると考えられます。人と会う機会が減ったからこそ、実際に会う機会の希少性が高まり人からの印象を左右する要因として"ニオイ"がより重要視されるようになったのではないでしょうか。

2、1年を通して"ニオイ"ケアをするのが当たり前! 

『過去1年で制汗剤やデオドラントアイテムを使用したことがありますか?』という問いに対して、約9割が「はい」と回答しています。30代・40代からは「年齢を重ねることで自分の体臭・口臭などの臭いが気になるようになった」という意見も。

一方で「いいえ」と回答した方の理由としては、以下が挙げられました。
・肌荒れを起こすようになってしまった
・毛穴がつまってしまいそう、毛穴によくなさそう
・実際に汗を止めることができても、体や肌に悪そう。他のところからの汗が増えそう
・本当に効果があるかわからない
といったような、制汗剤やデオドラントアイテムに対するマイナスイメージの意見が多くありました。

『制汗剤をデオドラントアイテムを使用したことのあるシーンを教えてください』という設問に対しては、「夏場の外出時に限らず、人と会う際にはいつでも"ニオイ"ケアを気にかけている」という回答が多く寄せられました。

3、部位別・用途別にアイテムを使いこなすユーザーは約3割

『最も使用するデオドラントアイテムの形状を教えてください』という設問では、全体の37%のユーザーが「ロールオン・スティックタイプ」を使用していることがわかりました。

『最も汗や臭いが気になる部位を教えてください』という設問では、全体の73%が「ワキ」と回答しており、ワキに塗りやすい「ロールオン・スティックタイプ」のシェアが高いのは納得です。

『部分によって制汗剤たデオドラントアイテムを使い分けしていますか?』という設問に対しては「いいえ」が約7割という結果に。

実際には、ワキと他部位(頭皮、首、胸、足など)で使い分けている人がほとんど。
・ワキはロールオンタイプ、体はシートタイプ
・ワキ、足、デリケートゾーン用とで使い分けている

また、ワキだけでもシーンや臭いの度合いによって使い分けているという意見も。
・外出前にロールオンかスティック、汗をかいたあとはシートとスプレー
・生理前など臭いがキツく感じる時は、スティックタイプ。それ以外の日はスプレー

上記の意見から見ても、デオドラントアイテムはパーツ別に訴求することも重要かもしれません。

4、みんながデオドラントアイテムで一番重視しているものって? 

『制汗剤やデオドラントアイテムで最も重視しているものを教えてください』という設問に対して、半数が「制汗・消臭効果」を選択。その次に多かった回答として「価格」が挙がってきます。

特に10〜20代に関しては、効果実感はもちろんですが毎日使うものだからこそ、コスパのよさも選ぶ基準になっていると考えられます。

また、全体でみると「無香料(であること)」が3%に対して、「香料あり」が5%と、無香料よりも香料があるものが好まれている傾向に。「効果や香りの持続性」の回答も5%と、香りの持続性も重視する観点になることがわかります。技術進化とともに、香料の質も上がってきていることもあり、消臭しながら、自分好みの香りになれることが可能になったからではないでしょうか。

5、最後に

今回のアンケートを通してコロナ禍で生活様式が変わったことで、メイクやスキンケア事情だけでなく、"ニオイ"ケアにも影響を及ぼしていることがわかりました。

また年代別に見てみると、40代では夏だけでなく季節を問わずに1年中"ニオイ"ケアをしているという人が約2割という結果に。年齢を重ねるごとに臭いが変化することが要因のひとつと考えられます。

また香りありのアイテムを好む傾向も一定層あり、制汗・防臭効果は当たり前となり、その上からフレグランスを楽しむように”香り”を楽しむ層が出てくるのではないかと推測されます。

また他の美容アイテムとは違い、デオドラント製品は新製品よりロングセラー商品が支持される傾向にもあり、これからはよりわかりやすく『〇〇用』という、パーツ別での訴求が求められるかもしれません。ただ一方で、若年層はコスパ重視なうえにまだ使い分けもしないので、10代・20代向けは『この部分にも使える』のようなオールマイティさを押し出すなど、ターゲットにより訴求を分ける工夫も必要なのではないでしょうか。
 
取材協力/髙丘美沙紀


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