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【LIPS labo】"美容ガチ勢"こと、LIPSユーザーは〇〇で情報を入手し、〇〇でコスメを購入する。【2023年2月号】

こんにちは、LIPS編集部です。LIPSユーザーの美容事情や、ビューティートレンドをピックアップする『LIPS labo』。今回はLIPSユーザーの「美容情報の収集方法」についてアンケート調査を実施しました。(※LIPSユーザーを対象にアンケート集計期間:2022年12月15日(木)~12月22日(木) n=2,808)

LIPSユーザーの"特徴"を知りたい。

美容感度の高いユーザーからたくさんの支持を得ているLIPSですが、まずは利用層の数値データをもとに、"LIPSユーザーの今"を見ていきましょう。

ユーザー層は「40代以上」にまで拡大!みなさんの肌タイプは?

本アンケートの回答者の年代層に関しては、20代が約4割ともっとも厚い層で、次いで10代が31%、30代が22%、そして40代以上も7%でした。今までのコア層であったZ世代はもちろんのこと、それより上の世代である30~50代まで幅広い年代にLIPSを利用いただいていることがうかがえます。

そんなLIPSユーザーに肌タイプを聞いたところ、
・1位 混合肌:38%
・2位 乾燥肌:26%
・3位 脂性肌:11%
という結果に。さらに年代別に集計してみると、脂性肌は圧倒的に10代が多く、一方年代が上がるにつれて、乾燥肌が増える傾向にあるようです。

メイクのオンオフの切り替えが顕著!休日はゆっくりメイクを楽しみたい派が多数。

次に平日のデイリーメイクと、休日などのしっかりめにメイクする時間を年代別に調査。

若年層であるほど、デイリーではメイクをほとんどしないという割合が増える一方で、休日メイクはしっかりと時間をかける傾向に。

さらに着目すべきは、平日などのデイリーメイクは"10分程度"でメイクを済ませる割合がもっとも多い10代のメイク事情について。LIPSで話題を集める「#スクールメイク」のクチコミ投稿数からも見てわかるとおり、通学前の限られた時間内であか抜けたいニーズが高いことが推測されます。

美容の力の入れどころは、"スキンケア一択"!

今、美容でもっとも力を入れているものを聞いたところ、全世代でスキンケアがもっとも多く、次にアイメイク、ヘアケアの順位という結果に。年代別にみると、年代が上がるにつれてスキンケアの重要度が上昇し、注力する傾向にあるようです。コロナ禍でのおうち時間の増加によるスキンケアへの意識の向上や、マスクがまだまだ手放せないという昨今の状況を映し出す結果となりました。

また、美容やメイクなどを参考にしている人については、10代は吉田朱里さんや鹿の間さん、水越みさとさんなどの美容系YouTuber、インフルエンサーを頼りにするユーザーが多いようです。

20代はインフルエンサー以外に白石麻衣さんや田中みな実さん、30代は石原さとみさん、田中みな実さん、小田切ヒロさん、40代以上は神崎恵さんや石井美保さん、滝沢眞規子さんなどが挙げられ、リアルな自分の年代もしくは少し上の年代のタレントを参考にしている傾向が見受けられました。

"美容オタク"は、どこで情報収集しているの?

いわゆる"美容オタク"が集うLIPSユーザーは、どのツールを使用して美容情報を得ているのでしょうか。

LIPSがダントツの1位。年代ごとの特質が色濃く出る結果に!

美容情報を収集するのにもっとも利用しているサービスを教えてくださいという質問に対して、年代問わず1位LIPS、2位Instagram、3位YouTubeという結果に。

年代別で深掘りすると、目立った特徴として、10代はTikTok、20代・30代はTwitter、30代・40代以上はWEBメディア、40代以上は雑誌(紙)などを挙げるユーザーが比較的多かったと言えるでしょう。また、40代でもTwitterを挙げているユーザーは少なくなく、Twitterの人気の根強さを感じました。

今や情報ツールとして欠かせないSNSですが、InstagramやYoutubeだけでなく、10代の若年層向けは短時間で音と動画で情報が得られるTikTok、20代以上は個人的な見解を得られやすいTwitterが、今なお重要な情報収集のツールであると言えます。

昨年よりも美容の情報収集をする時間が"とても増えた"と回答した人が約半数(46%)、"やや増えた"と回答した人も合わせると7割を超えるという結果に。年代別で見ると、特に10代にその傾向が強く見受けられます。

全世代に共通して、"毎日約30〜60分"美容情報を収集する人が多いことが判明。年代別に深掘りすると、驚くことに若年層よりも年齢層が上がる方が情報収集にかける時間が多い人の割合が多いようです。

若年層は利用率が高いTikTokにも見られるように、短時間で素早く情報の取捨選択をしているのではないかと推測されます。

一方で、30代以上の利用率が高いツールがWEBメディアであったことから、テキストを読んでじっくりと情報収集する傾向があること。さらに、30代以上ともなると高価格帯アイテムの購入機会も増え、その検討材料としてより多くの情報を念入りに収集するケースが想定されること。これらが要因となり、年代が上がるにつれて相対的に情報収集の時間が長くなる傾向にあると考えられます。

LIPSユーザーの"コスメ購入"について、リアルな話。

さらに、SNSなどで情報収集をした後、商品をどのように購入しているかに迫っていきます。

プチプラコスメに熱視線。アジアンコスメは「Qoo10」のひとり勝ち

Eコマースの台頭が著しいと言われる昨今ですが、まだまだ店頭購入が大多数を占めている模様。そのなかでもプチプラコスメの購入先で1位のドラッグストア、2位のバラエティショップについて深掘り。

ドラッグストアは、全国展開しているマツモトキヨシがダントツで多く、次いでツルハドラッグやサンドラッグ、ココカラファインという結果に。

「化粧品」「日用品」の売上比率が高いマツモトキヨシ、ココカラファインが2020年に経営統合を果たし「マツキヨココカラ&カンパニー」に。さっそくシナジー効果が発揮されているのか、"美容オタク"からの支持も厚いようです。

バラエティショップのなかでは、ロフトを選択しているユーザーが多く、次いで東急ハンズ、PLAZA、少数派としてドン・キホーテ、ショップインで購入しているという回答を得られました。

プチプラコスメの大半の購入先はドラッグストアである一方で、アジアンコスメにおいては、Qoo10(オンライン)を利用する人が多いようです。

若年層向けというイメージも強いQoo10ですが、今回のアンケートでは全年代で1位を獲得。アジアンコスメの購入場所として、"美容オタク"たちの間で圧倒的な地位を確立していることがわかります。

店頭購入が主流である一方で、オンライン購入は増加傾向に!

デパコスの購入先として百貨店・路面店を選択する人がまだまだ大半である一方、公式オンラインストア、楽天、AmazonをはじめとしたEコマースを選ぶ人も着実に増えているようです。

一般的に化粧品のEコマースの参入は難しいという見解もある一方、「普段、デパコスを購入する場所は?」という質問への回答も踏まえると、実際にEコマースの購入機会は増えていることがうかがえます。

アジアンコスメの台頭がEコマースの利用頻度を押し上げている要因のひとつであることはもちろん、コロナの影響で外出が制限され店頭購入しづらい時期が続き、Eコマースがより身近な存在となりました。その結果として、今ではすっかり生活に根付き、Eコマースを普段使いしているという人も多いのではないでしょうか。

4割以上のユーザーが"毎日30〜60分"美容情報収集に費やす時代で、バズる鍵は?

オンライン購入という選択肢も増え、年々利用者が増えているなかで、今まで店頭やオフラインで情報収集していた部分もSNSが担うようになりました。

それに伴い、美容情報収集に費やす時間も増えていることから今後、ターゲットの年代や嗜好に合わせた適切なSNSの選定や、ブランドを横断した機能や色の比較、パーソナルカラーごとのアイテム提案など、"美容オタク"たちが思わず注目してしまう情報発信の方法を模索する必要がありそうです。

取材協力/髙丘美沙紀


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