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8月に摂取した諸々 #美術館・博物館巡り

 備忘録的に趣味の美術館・博物館巡りの感想ツイートを纏めてみるテスト。何か語り残したリビドーがあれば、追加でコメントを入れてみたり。
 仕事が忙しく、6・7月に殆どいけなかった分、今月は多目。

すみだ北斎美術館
「綴プロジェクト」-高精細複製画で綴るー スミソニアン協会フリーア美術館の北斎展

終了済み。

江戸東京博物館
江戸のスポーツと東京オリンピック

 終了済み。
 オリンピック関係の展示よりも、前半の江戸スポーツ関係の展示の方が面白かった。通し矢、打毬、蹴鞠あたりの展示が興味深い。

いきものがたり ‐江戸東京のくらしと動物‐

 9月23日まで。
 チラシ・ポスターにも使われた巴水のこま形河岸がスゲェ良かった。

太田記念美術館
異世界への誘い ―妖怪・霊界・異国

 終了済み。

横浜美術館
横浜美術館開館30周年記念 生誕150年・没後80年記念 原三溪の美術 伝説の大コレクション

 9月1日まで。
 目玉の国宝孔雀明王像は見られなかったが、自分には弱法師が最大の目玉になったので、問題なかった。三溪の茶陶関係の好みが自分の好みとドンピシャであった。

東京ステーションギャラリー
メスキータ

 終了済み。
 ドローイングと木版画での作風の違いが興味深い。ドローイングでは極力自分の意図を排除しようとしてるのに、木版画では徹底的に弄って再構築を試みる。このアプローチの違いは何なのだろう。

東京国立博物館
日中文化交流協定締結40周年記念 特別展「三国志」

 9月16日まで、10月1日より九州国立博物館に巡回。
 後半の第四章三国歴訪が面白かった。蜀の多様な傭も良かったが、むしろ三国じゃない遼東公孫氏関係の展示が興味深い。

特別企画 奈良大和四寺のみほとけ

 9月23日まで。

東京藝術大学大学美術館
円山応挙から近代京都画壇へ

 9月29日まで、9月3日より後期展示。11月2日より京都国立近代美術館に巡回。
 会場のど頭にあった展示概要のボードが、どう見ても某星間戦争を意識してて、“最後の秘境”呼ばわりは伊達じゃねぇなと関心するなど。目玉の大乗寺障壁画も含めて、屏風絵・襖絵等の大物展示が多い。後期も行く予定だが、木島櫻谷の山水図が前期のみ展示なのが返す返すも残念。

三井記念美術館
日本の素朴絵 ーゆるい、かわいい、たのしい美術ー

 9月1日まで。
 耳鳥斎は、去年、大阪市立美術館の江戸の戯画で見て以来、好きな画師だったので、まとまった数の展示が見られたのは嬉しいところ。漂流記集のうつろぶねも見たかったが、別頁の展示だったので残念。

サントリー美術館
サントリー芸術財団50周年 遊びの流儀 遊楽図の系譜

 終了済み。

小杉放菴記念日光美術館
平木コレクション 木版画で旅するにっぽんの風景 ―吉田博と川瀬巴水を中心に―

 9月8日まで。

国立歴史民族博物館
もののけの夏―江戸文化の中の幽霊・妖怪―

 9月8日まで。
 博物館の企画展故に、普通の美術館の浮世絵展示で見られないような作品が展示されていて面白い。検閲クリア用の偽装版とか、風刺絵の海賊版とか、博物系の展示じゃないと中々見られないよね。

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