見出し画像

私を育てた愛するゲームたち:その参〜格闘ゲーム/スーパーファミコン〜

格闘ゲームに明け暮れる日々

大学に入ると友人たちの顔ぶれも変わります。
類は友を呼び、ゲーム好きな奴らが多く
講義をサボっては大学近くのゲームセンター(以下ゲーセン)に入り浸っていました。

学費を出してもらっていた親には本当に申し訳なかったですが
振り返ればこれも今の私をつくる人生の一部なんです。

高校生の頃からカプコンのストリートファイターII(以下ストII)
ゲーセンを席巻し対戦格闘ゲームが大流行し始めます。

大学に入る頃にはストIIのバージョンアップ版の
ストII’(ダッシュ)やストII’ターボなどが
矢継ぎ早にリリースされ私達をゲーセンから解放してくれませんでした。
(講義受けろよ)

私はなかなか対戦で勝てず
かと言って1人プレイでコンピューター相手に練習しようにも
間違いなく知らない誰かに乱入され
ボコボコにされていました。

スーパーファミコンではいちはやくストIIが発売されました。
これなら自宅で思う存分練習することができます。
しかしPCエンジン派だった私は
スーパーファミコンを持っていません。
お金も持っていません。

そこで大学近くに一人暮らしをしていた奴の部屋に友人達と集まり
スーパーファミコン版のストIIで練習会をやっていました。

難しいコマンド操作の練習
コンボと言われる連続技の練習
技を出す瞬間の無敵時間の把握

ゲーメスト(アーケードゲーム専門誌)で研究

よくもあんなに一生懸命やったもんだと思いますが
今ならe-Sportsがプロスポーツ競技として成り立ちますから
時代は変わったものです。

当時やっていた対戦格闘ゲームはこんなところです。

・ストリートファイターII、II’、II’ TURBO (カプコン)
・スーパーストリートファイターII、II X (カプコン)
・ストリートファイターZERO(カプコン)
・ヴァンパイア1、ハンター(カプコン)
・鉄拳1、2(ナムコ)
・バーチャファイター 1、2(セガ)
・餓狼伝説スペシャル(SNK)
・龍虎の拳2(SNK)
・サムライスピリッツ 1、真(SNK)
・ザ・キング・オブ・ファイターズ ’94、’95(SNK)
・豪血寺一族 (アトラス)
・ワールドヒーローズ2(ADK)
・ファイターズヒストリーダイナマイト(データイースト)

やたらと手を出していましたが一番やりこんだのは
ストIIシリーズと餓狼伝説スペシャルでした。
ギース様最高。

画像1


やっぱりスゴイぞスーパーファミコン

私は遠い自宅から大学に通い
JR、バスを乗り継ぎ通学時間は片道1.5時間かかっていました。

大学の試験前になると
この移動時間が勿体ないので
友人宅に泊めてもらい一緒に試験対策の勉強していました。

ずーっっと勉強しているとストレスが溜まるので
息抜きにゲームを挟んでいました。
ハマってしまうとずーーっっとゲームやっていたわけですが。

友人はスーパーファミコンを持っていたので
それを借りて遊んでいました。

ある時はファイナルファンタジーV(以下FF5)を最初からやり始め
試験期間中にクリアしてしまいました。
クリアまで20時間程度は要するゲームなので
勉強のために泊まったはずが
20時間くらいはFF5やってたんですね。

画像2


そりゃ試験の成績悪いわ。
私はギリギリで留年することなく
ストレートに4年で卒業することができましたが
一緒にゲーセンで遊んでいた仲の良い友人達は
半分くらいが留年してしまいました。

話を戻すと
FF5のストーリーとバトル、育成システムにあまりにも感動してしまい
それまでドラゴンクエスト派だった私は
ファイナルファンタジーの洗礼を受け
その楽しさ知ってしまいます。

家庭用ゲーム機としてはPCエンジン+CD-ROM2で満足していましたが
FF5のようなゲームを味わうには
スーパーファミコンも必要だと感じます。

当時の市場動向として良質なゲームソフトが
スーパーファミコンでリリースされることが多くなっていたのです。
スーパーファミコンで再び業界の覇権を握る任天堂。
強すぎました。

そしてバイトで貯めたお金でスーパーファミコンを購入。
印象に残っているソフトはこちら。

ファイナルファンタジーV(スクウェア)
・ファイナルファンタジーVI(スクウェア)
・ロマンシングサガ2(スクウェア)
・エリア88(カプコン)
・ストリートファイターIIターボ(カプコン)
・スーパーストリートファイターII(カプコン)
・悪魔城ドラキュラ(コナミ)
・ドラゴンクエストV天空の花嫁(エニックス)
・スターフォックス(任天堂)
・伝説のオウガバトル(クエスト)
・ダービースタリオンII(アスキー)
・かまいたちの夜(チュンソフト)

大ファンになったFF5は結局自分でも買い
ひたすらやりこんで全キャラクターの全ジョブをマスターにするという
これ以上やりこみ要素がないくらいやりました。

裏ボスも片手で捻れるくらい(言い過ぎ)

就職する際には実家を出て東京で寮生活に入ったので
最低限の荷物しか持って行けず
スーパーファミコンは置いていきました。

私がいなくなってからは妹たちが勝手に遊んでいたようです。
ほとんど売ってしまってたので
悪魔城ドラキュラくらいしかやるソフトが無かったそうで。

未だに妹たちは実家に集まると
「悪魔城ドラキュラやってたわ〜!懐かし〜!」
みたいな話をしてます。

画像3


結構硬派なアクションゲームなのに
よくやろうと思ったね…


その肆へつづく

この記事が参加している募集

#自己紹介をゲームで語る

2,962件

#心に残ったゲーム

4,917件

サポートしようかな?と考えていただいたそこの素敵な貴方。 本当にありがとうございます。 サポートいただいたらお返しします。 お互いのnoteを盛り上げていきましょう。