秋を探して

金木犀の香りが届くより前、身近な場所で彼岸花が咲き始めた。涼しくなったし、金木犀の香りを楽しみに散歩に行きたい。ちょうど週末が彼岸花の満開期と合いそうということもあり、ならばといざ鎌倉。

当初は英勝寺にでも行ってみようと思っていたが、出遅れたため諦め八幡宮周辺を散歩することにした。とはいえ八幡宮にも彼岸花スポットはあるらしい。折角なので牡丹園の裏ということだけ把握して境内を探索することにした。

目的を探して歩き回る

あった。路地裏だとは。

素敵な場所だ。

彼岸花を撮るときどうしても一通りに落ち着いてしまいがちなので色々試してみるも、彼岸花の被写体力に引っ張られたままになってしまう。難敵だ。

少し満足して散歩再開。秋を探しながら歩く。

なんとなく歩いた先に整備中の今宮。こんな所あったのか。

境内を知った気になっていたがいつも本殿参拝したら帰ってたので知らない方が自然か。

道脇の側溝は小川のように水が流れ続け、よく見る道脇の植物から水辺で見かけそうな植物まで揃う。

細かいところに秋を見出す

帰ろうとも考えたが、曇っていた空が俄に夕焼け模様を示し始めたので軽く丘になってる場所へ向かおうと入った道は行き止まり。夕日はお預け。

しかし彼岸花の咲く神社を見つけた。

青梅聖天社というらしい。少しマイナーなようだがむしろ落ち着きたいときには良いかもしれない。梅の名所らしいのでその頃にも来てみるか。

流石に暗くなりすぎたか。蚊にも刺されまくったし帰ろう。

めっちゃ痒い。

日が暮れる早さに間違いない秋を感じた。