森での不思議なお話
夫は週末によく森を歩く。
私も森が好きで一緒に行くことが多いが、私はせいぜい10km...…
しかも、「なるべく勾配のきつくないところ」とか、「一応、道になっているところ」「今日は暑いから日陰で」「栗を拾いたい」など、注文が多い。
夫は一帯の森を熟知していて、その時の要望に合ったコースを選んでくれるので助かる。
とはいえ、夫にとっては、毎回そんな散歩みたいなものでは物足りないだろうと、たまにはひとりで行ってもらうようにしている。
この前の休みもひとりで森に行ってきた夫。
とても不思議なことがあったと話してくれた。
聞き間違い、見間違いだったのだろうが、まるで童話に出てくる情景のようだ。
森には、そんなゆらぎの中に存在する世界があるのかも、と思わせる空気がある。
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