先日のぶどう畑での散歩。丘にのぼる途中の住宅街でこんな木に出会った。
気温の低いこのあたりでは珍しい柑橘類。
ほぼ完璧な球形、つるりとした質感、なんだか作りもののように見えなくもない。
(クリスマス、復活祭など、よくこのあたりの庭木にはいろいろなものが下げられる。笑)
Googleレンズで調べてみると、どうも「カラタチ」のようだ。
……なんと。
唱歌「からたちの花」は、ずっと好きな歌だったが、実際のカラタチを私は知らなかったのだ。
「ペチカ」とともに、母の好んだ歌。今回はじめて歌詞を最後まで聴いた。
幼い母の姿がまたひとつ浮かんだ。