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快晴の植物庭園 ①

今日4月24日は「植物学の日」だそうだ。
植物学者、牧野富太郎の誕生日にちなんで制定されたという。

ということで(というわけでもないのだが。笑)、今日はこのあいだ近郊路線の一日券を買って夫と毎年この時期に訪れる庭園へ行ってきた話を。

ここはもともと個人の邸宅の庭で、今はそのご子孫と関連会社によって管理されているらしい。
品種名の書かれたプレートも設置されており、庭園というよりは、ゆるい感じの植物園といった趣があるので、「植物庭園」と呼ぶことにする。
夜間は閉まるが、入場料は取らず一般に解放されているのがうれしい。

宮廷などに設えられる、きちんと計画され管理され造形として作り込まれた庭も素敵だが、手を入れすぎず、植物の領分を妨げない自由な庭はまた居心地がいい。(うちの庭のようなのは論外だが……)

上の写真の中央右側に淡いブルーの細い線に見える箇所があるが、これは勿忘草だ。

群生した勿忘草。「わすれないでーーー!」の大合唱


実は、今回の目的は「藤」だった。

ここには見事な藤の小道がある。
私たちの近所ではどの藤も満開を迎えているので、こちらもそろそろかと思ったが、まだ早かった。

一部、開いているものもある。これだけであたりにはいい香りが……

日本でよく見る、すっとたおやかに垂れる華奢な藤も美しいが、こちらの元気な感じで咲くタイプもよい。
また天気と時間のタイミングが合えば行ってみたい。

次回の記事で、ここで見てきた植物のいくつかを紹介しようと思う。

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