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各種コーヒーの謎&やけっぱちなフルーツケーキ|再び産直カフェにて

暑い。先日のアイスコーヒーが頭から離れず、またこちらの「産直カフェ」に行ってきた。

これまでカフェに行くのはおそらく年に2,3度といったところ、2週連続とは快挙である。

前回は息子からだったが、今回は私から声をかけた。
「(暑いので)これはまたあのカフェでアイスコーヒーかな」
「お、いいよ」

外は30℃を超える気温、珍しく湿度も高い。
クーラーはないとはいえ、そこまで暑くはない家から出るのは得策でない気もする。家にいて作り置きのレモネードのもととロックアイスで涼むことだってできた。
そもそも産直カフェにだってクーラーはないのだ。
それでも「行ってみよう」という風が吹いてしまったら出かけるしかない。


今回もまた店内には誰もいなかった。
奥から若い店員さんが顔を出し「持ち帰りですか、それともこちらで?」と聞く。
店内で、というと少しうれしそうに笑った。

さて、「アイスコーヒーは来欧して初」とか騒ぎ、時をおかずに鼻息荒く出かけていったのだが、結局今回は別のものにした。
この看板が気になっていたからである。

上から2番目の「Iced Cappuccino(アイスカプチーノ)」、その下の「Iced Latte(アイスラテ)」、さらに下の「Milckkaffee(ミルクコーヒー:ドイツ語のMilchがMilkに引きずられたスペルミスと思われ)」これらはどう違うのだろうか。

一般的にカプチーノは名前の由来でもあるもこもこのミルクの泡が特徴、あとはコーヒーがエスプレッソかドリップか、という違いなのかもしれない。
けれど実際はそれほど厳密に捉えられてはおらず、店によって自由にやっている印象だ。

かなり迷って注文した。
「アイスカプチーノをお願いします」
上のような話をして、「そうね、なにが違うんだろう」とか言っていたのだから息子は違うものにするのだろうと思いきや、

「じゃふたつで」

おーい。

ともあれ、出てきたのはこちら。

もこもこはない


見た目の地味さに反して、コーヒーの香ばしさと牛乳の風味がよく合って、実直で衒いのない納得のおいしさだった。
こうなると「アイスラテ」と「ミルクコーヒー」はどうなるのかますます気になる。

うーむ、これはまた来るしかない。意外にカフェの戦略としては間違っていないのかもしれない。笑


さて、アイスカプチーノの奥に写っているのは、あのメロンのケーキだ。
今回は息子が注文したのだが、さらにお得感が炸裂していた。


今回はスポンジがココア風味


なんという大らかさ!やけっぱち感すら漂う。
産直カフェはしばらくやめられそうにない。


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