一緒に雪見を
昨日は思いがけず街なかの平地でも雪になった。
朝、少しだけ風花が舞ったものの、降雪確率はゼロのはず。それがお昼ごろには本格的に降りはじめ、辺りは柔らかな白でうっすらと覆われた。
ゲストルームのようになっている2階の部屋を掃除していると、斜め向かいのご主人が道路の雪を除けているのが見えた。
うちもやらなきゃな、と思いつつ、なんだか昨日は家事の手際が悪く(いつもか)、すっきり進まないでいた。
「あーもう」と、ベッドに大の字になり、しばしnoteを巡回したりして逃避する。笑
と、窓辺でなにかカタ、カタカタと音がした。
見るとそこにはこのお方。
冬によく現れる鳥といえば、胸の赤いヨーロッパコマドリ。鳴き声も美しい小さな鳥だ。
一方、カケスは四季を通じてここではほとんど見かけない。
ヨーロッパコマドリに比べるとずっと大きいこともあって、いきなり現れた姿に驚いた。
コロンとしたフォルムは冬仕様だろうか。
ここは一緒に雪見といきましょうか。
ほんの1,2分のことだったが、なんだかうれしいひとときだった。
元気に飛び立っていく姿に、こちらもエイッと起き上がった。
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