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山での休暇@オーストリア🇦🇹⑤新雪の眩しさ 〜ヴァルーガ山頂〜

ショペルナウ村から車で東へ1時間。

ヨーロッパ屈指のスキーリゾートの町、ザンクト・アントン・アム・アールベルクから標高2811mの ヴァルーガ を目指した。
……といってもロープウェイを2回乗り継いでいっただけ。

まずはガルツィヒバーン(Galzigbahn)でガルツィヒ(Galzig)まで上り、そこで ヴァルーガバーン1(Vallugabahn I) に乗り換え、さらに途中でヴァルーガバーン2( Vallugabahn II) に乗り換えてヴァルーガ頂上まで。
(地図の右下から左上に伸びる線です)

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*ここはもうチロルに入るのでブレゲンツァーヴァルト・ゲストカードは使えません

最初のGalzigbahnは他にだれも乗っておらず貸切。

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わかりづらいですが、乗り場からぐるっと上階に動いてからの出発。

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最初は眼下にこんな牧歌的な景色が広がっているものの……

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上るにつれ、こんな景色に……
途中にいくつか見えるハシゴに言葉少なになる高所恐怖症の夫。
(すでにロープウェイが怖いのに)

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ガルツィヒから中継地点までのヴァルーガ1もちょっとした小型バスぐらいの規模のゴンドラで、こちらは定員近くまでいっぱいになってから順次出発というシステム。私たちが乗り込んだあと、すぐ出発となってラッキーだった。

ヴァルーガ1からの眺め。2000mを超えているため高い樹木はない。

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中継地点から頂上までのヴァルーガ2は4人乗りの小さなゴンドラ。
ゆえに列に並んでの待ち時間がかなりある。

中継地点にはもうかなりの雪が積もっていた。ここ数日のあいだに降った新雪だ。
写真左上の小屋のようなところが頂上。

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ところで、毎年春にこの中継地点(ヴァルーガグラット)から一気に9kmを滑り降りる「デア・ヴァイセ・ラウシュ」と呼ばれるスキーレースがある。
なんと、速い選手は8分台でフィニッシュするとか。
(2020年と2021年は中止だったようです)

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滑り降りるといっても、途中の上りでは板を外して駆け上がる場面も。
2019年の様子はこちらから↓


さて、30分ほど中継地点で列に並び、いよいよヴァルーガ2で頂上へ。

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頂上は展望台のようになっていて、360度が見渡せる。

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この日は日差しも強く、2811mの山頂でもTシャツでいられるくらい。
コムラサキに似た蝶もたくさん飛んでいる。

帰りはガルツィヒで途中下車して、あたりをぐるりと回って帰った。
連れてきたい人の顔がたくさん浮かんでくるのだった。

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