ごあいさつと自己紹介

はじめまして。
Linkstarsという会社で企画担当をしております、motoと申します。

ブログ形式のページが欲しいなと思い、noteを立ち上げました。

さて、弊社はどんな会社なのかを簡単に説明しますと、
キャラクターやアーティスト、アニメ、ゲーム、YouTuberなどの、いわゆる「版権」のグッズや、コラボカフェの企画をしています。

Linkstarsという会社名には、
『版権作品と、キラリと輝くイラストレーター・デザイナー・プロダクトを繋ぎ、権利元やファンに喜ばれる企画をプロデュースする』
という意味を込めています。

実際の案件については、会社のホームページを覗いていただければと思います。
(会社を立ち上げたばかりですので、実績は少ないですが…)

今回は、企画担当の ほしもと が、グッズやイベントの企画を行う際に大事にしていることについてお話ししたいと思います。

ちょっと長くなりますが、お付き合いいただければ幸いです。

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以前所属していたキャラクターグッズの企画会社で商品企画を担当していたときの話です。
提携していたイベント会社から、「有名コミック作品の物販イベントが開催されるからグッズを作らないか?」と相談をいただきました。

百貨店や東急ハンズなどのイベントスペースでよく開催されている、アレです。

多くの場合、数十社のグッズメーカーが集められ、2週間から1か月の期間限定催事で2000万円から5000万円くらいの売り上げになります。
百貨店にとってはかなりの利益貢献になります。

ただグッズメーカーにとっては、数十社のメーカーによって発売される数百種類のグッズのなかで、『売れる商品・売れない商品』がハッキリと別れます。

同じ作品のグッズを出していても、とあるメーカーの商品は即完売の大人気、またとあるメーカーは全然売れずに大赤字…となるのです。

これは当然のことではありますが、その『売れる・売れない』の要素がわからないと人気商品を創ることはできないと思い、売れる要素がどこにあるのかを真剣に考えてみることにしました。

通常の商品化では、『デザインがカッコいい』『おしゃれ』『かわいい』『使いやすい』『その作品のファンの性別、年齢層にあっている』など、売れるための要素を商品に落とし込む作業が必要です。

この時点で、グッズとしては「とても見栄えのいい」グッズに仕上がるわけです。

ただそういった要素は、多くのグッズが既にクリアしており、グッズをぱっと見ただけでは、どれが売れそうかは分からないのです。

ぼくが一度やって見たかった要素とは、
『その作品のファンになって、ファン目線でグッズを作る』
ということでした。

その作品はぼくの好みの少年漫画ではなく、作品どころかそのジャンルすら読んだことがなかったのですが、本気で読んでみようと、単行本50巻セットを買い、昼休みや帰りの電車の中でコミックを読みまくりました。

作品を読み込んでいくうちに、ストーリーや世界観はもちろん、キャラクターの性格、キャラクター同士の関係性、髪型や身につけているアクセサリーの意味など…細かい描写や、作品の根幹部分への理解が深まっていきました。

気付けば作品のファンになっていたのと同時に、どんな商品なら人気が出そうか、ファン目線で考えるのが楽しくなりました。

担当のデザイナーにもお願いして読んでもらっていたので、企画のミーティングでは、
『コミックの中に登場するこのキャラクターだったらこういうことをしそうだから、こんな商品がよさそうだ』
『こんなデザインのハンカチを持っていそうだな』
『このキャラクターは主役級でかっこよくて人気があるけど、グッズとしては受け入れられる気がしない…』
などの発言が中心となりました。

デザイン・イラスト中心だった企画会議の内容が、作品の中身を反映した内容が多くなったのです。

そんなこんなで展開された商品は、デザインが凝っているわけでもなく、高級なわけでもない、見た目はシンプルで、(作品を知らない人が見たら)ぱっと見、普通…な商品でした。

「イケメンだけどストーカー気質のナルシストキャラが、主人公の女性に頻繁に手紙やプレゼントを頻繁に送っている」というネタを生かし、『主人公に送られた祝い菓子』という設定のお菓子でした。

デザインが秀逸な商品たちが200種類以上並ぶ中、最終的に、この商品が販売数ナンバーワンとなりました。

「これだ!!」と思いました。
グッズを買いたいと思うようなコアなファンは、作品の中身をよく理解されているので、作品の中身をよく反映したグッズが売れやすいということがわかりました。

また、同時に展開された多くの商品が、「作品の中身をグッズに反映していない」こともわかりました。

(確かに、新しい作品のグッズを作るたびにその作品を読み込んでいては、かなり時間も労力もかかるので、そんなこと企業がやりたくないのは分かります)

この一件以降、企画ではその作品を読みこみ、ゲームはやり混み、アーティストは楽曲を全て聞き、YouTuberでは動画をひたすら見て、『ファンになってから企画』をするように意識しています。

作品を知っているひとが企画しているということは、一般の方にはわからなくても、ファンの方はデザインを見ただけでわかるので、反応もまったく異なります。

企画した商品が人気が出るかどうかは、作品自体の人気ももちろん重要ですが、作品の人気を理解し、作品のよさを最大限に生かした商品にすることで、売り上げも跳ね上がりますし、なによりファンの喜びが違います。

企画を凝ることで、グッズであれば、普段グッズは買わないという方々も買っていただけますし、コラボカフェであれば何度でも足を運んでいただけます。

また、作品を深く知ることで、権利元からも安心して商品企画を任せていただけます。

凝った企画をファンや権利元に喜んでもらえた結果、「ほしもとさんなら何をやってもいいよ」と言っていただけることが何より嬉しいです。※それでも実際は、厳しい監修をくぐり抜けなければなりませんが…

お客さん、権利元からの信頼を得られることを何より大切にし、今後も企画に励んでまいります。

長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!

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※案件のご相談は、お気軽に以下のフォームからお問い合わせください。
【得意分野】キャラクター、アニメ、ゲーム、YouTuber、歌い手、Vtuberなどの版権・アーティストの商品企画、イベント企画(コラボカフェ、物販催事など)
【Linkstars 問い合わせフォーム】http://www.linkstars.jp/support/


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