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食事時間が延びると子供はもっと野菜を食べる

子供たちが食事の時間を10分延長し1日合計30分増やすだけで、果物や野菜を約100g多く食べるようになるようだ、という独マックスプランク研究所などからの研究報告。

研究チームは、50組の親子を対象にランダム化臨床試験を実施し、全ての参加者が、ランダムは順番で、通常の食事時間(対照)と50%長い食事時間(平均で10分長い)(介入)の2条件を経験した。子供の平均年齢は8歳(6歳から11歳)、親の平均年齢は43歳だった。子供は男女同数だった。参加者には、スライスしたパン、冷製肉(ソーセージやミートローフなど)、チーズ、一口サイズにカットされた果物と野菜を含む典型的なドイツのディナーが提供された。

解析の結果、子供たちは通常よりも50%長い食事時間において、果物と野菜を有意に多く摂取した。パンとコールドカットの摂取量には有意差はみられなかった。

ただし、「そのような効果を得るには、十分な量の果物と野菜がテーブルに用意されている必要があります。一口サイズのものが最適です」と研修者は付け加えている。

出典は『JAMA Network Open



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