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プルーンで閉経後の腸内微生物叢が変化

プルーンを毎日摂取することで、閉経後の女性の腸内細菌叢が改善される可能性があるようだ、という研究報告。

研究チームは、55歳から75歳まで143人の閉経後の女性を対象に、プルーンの腸内細菌叢への影響を調べるランダム化比較試験を実施した。参加者は、プルーンなし (n=52)、プルーン1 日50g(n=54)、またはプルーン1日100g (n=37)の 3群のいずれかに割り当てられた。

12か月の介入後、プルーン摂取群では腸内細菌叢に有意な変化が観察された。最も顕著なのは、Lachnospiraceae(ラクノスピラ科)の細菌が増加していたことだという。この科の細菌は、体内の炎症マーカーを減少させ、腸バリアの完全性を維持するのに役立つ能力に関連している。

「消費者は腸の健康にますます関心を寄せるようになっており、この研究は、プルーンが腸の健康に良い食品であるという長年の評判を裏付けている。プルーンは、消費者が毎日の食事やスナックに簡単に取り入れることができる自然な自然食品である」と研究者はコメントしている。

出典は『Food & Function

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