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仕事付き高齢者住宅?

神奈川県にある社会福祉法人が運営する老人ホームが行なっている取り組みで、ホームに入居された方に生きがいや働きがいを提供しています。
老人ホームに入居すると、料理などの家事が不要になり、多くの人は活動性が低下してしまいます。
もちろん、デイサービスの利用やリハビリなどで対応することもできますが、それよりも自らしたいことを見つけて、さらにそれで収入が得ながらしっかりと活動量を維持できることはとても魅力的です。

具体的には、敷地内のビニールハウスで野菜を栽培して収穫、そして販売して利益を得ています。
介護施設の中には、認知症の予防に園芸療法と言うものがあり、野菜や花の栽培をして、それを収穫して施設内で消費すると言った活動をしているところも有りますが、販路まで確保しているところは聞きません。

この老人ホームでは、高床式の栽培設備を導入して、車椅子でも作業に取り組める工夫をされています。
水やりなどは自動化されている為、毎日世話をする必要もありません。
元気だから野菜を作るのではなく、元気になる為元気でいる為に野菜作りをしているのです。
そして、これはレクリエーションではなく仕事であることを入居者にしっかりと説明し、入居者自身が商品を作っているという意識を持ってもらうようにしているとのことです。

仕事に限ったことではないですが、高齢になり体が動きにくくなればなるほど、生きがいは重要ではないでしょうか。歳だから体が悪いからこそ生きがいを見つける手助けが必要ではないでしょうか。

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