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環境やインフラから身体の変化に対応する高齢者ビジネス

高齢者の増加に伴い社会インフラの充実は重要な点になります。
バリアフリー・ユニバーサルデザインという言葉も多く聞かれるようになりました。
2006年に、バリアフリー法(高齢者・障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)が成立し、公共施設や道路などにバリアフリー化基準の適合が求められました。
国土交通省ホームページ
(http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/barrier-free.html)

高齢者の交通事故なども大きな問題になっています。
地方においては、交通インフラが不十分なこともあり、クルマを運転できなければ買い物や病院などにも行きにくい方が多数いてます。
免許の返納などの議論もされていますが、高齢者にとっては死活問題と言えるでしょう。
自動運転の開発がこの問題の対応となることが期待されていますが、まだ時間がかかると思われます。トヨタが静岡県の社用地にウーブン・シティ(Woven City)と言われる未来都市の開発を行い、そこで自動運転の実験などを行うとのことです。(https://youtu.be/jh7FHx8M3G0)
出来る限り早く、実用化して欲しいと思います。

自動運転では有りませんが、高齢者の運転評価システムを開発し、運転能力を多方面から評価し、注意点などを数値化してくれるサービスが有ります。
株式会社オファサポートが提供する「AI型自動車運転評価システム(S.D.A.P)」は、自社が運営する教習所にデイサービスが併設しており、リハビリプログラムの一環としてこのシステムを使用しています。
このように、既存のサービスに最新のシステムがインストールされるビジネスモデルは非常に興味深いと思います。
(http://minamikyusyu-car.main.jp/sdap/)

その他にも、浴室での事故を防止するものもあります。 ナビ・コミュニティ株式会社が提供する「浴室システム」は、浴室内の動きを検知するセンサーにより、一定時間動きがない場合音声にて安否確認が行われ、それでも動きがない場合は、自動排水と家族や警備会社に通報が行われるというものです。
(https://www.navi-community.ne.jp/totalcare/bath/bath.html)

自動運転や運転評価システムは、高齢者の失った能力を補完したり、向上させつつ生活の質を向上させるものです。
また、高齢者が加害者となる事故の軽減にもつながるものでもあります。
高齢者個人の課題と社会の課題に対応できるサービスです。

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