洋楽から学ぶ英語 ~Celestial/Ed Sheeran~
洋楽の歌詞から学ぶ英語
~Ed SheeranのCelestial~
今回は洋楽の歌詞解説記事です。今回、解説する洋楽はEd Sheeranの「Celestial」です。歌詞の内容解説というよりかは文法や語彙(イディオムも含む)の観点から解説していこうと思います。では、お楽しみください!
*今回は1番だけ解説します。
タイトルのcelestialってどんな意味?
まず、はじめにタイトルの解説からしていきます。
タイトルのcelestialの発音をカタカナ表記すると「セレスティアル」です。発音記号は、[US] səléstʃəl | [UK] siléstiəl。
この単語の品詞は形容詞で訳語は「空の」「非常に美しい」が与えられています。いくつかの辞書の訳例を載せておきます。
You see, tonight, it could go either way.
either wayのeitherは形容詞で「どちらかの」という意味でwayは名詞で「道」という意味です。ですが、今回はeither wayで「どちらにも/どの方向にも」という意味のイディオム(慣用句)として使われています。
you seeは呼びかけのことばです。
直訳)今夜は、どちらにも行く可能性がある。
意訳)なぁ、今夜はどうなるかわかんないな。
Hearts blanced on a razor blade.
動詞のbalanceは「バランスをとる」という意味です。razorは名詞で「かみそり」、bladeも名詞で「刃」です。
直訳)心はかみそりの刃の上でバランスを取っている。
意訳)恋情はかみそりの刃の上でバランスをとっている。
*heartsを「恋情」と解釈しました。根拠は次の歌詞です。
We are designed to love and break and to rinse and repeat it all again
be designed to doで「~するように作られている」という意味です。rinseは動詞で「洗い流す」です。
直訳)私達は恋をして破れて、洗い流して何度も繰り返すように作られている。
意訳)僕らは、恋をし、恋に破れ、恋を忘れて、また恋を何度も繰り返す。
I get stuck when the world's too loud
stuckは形容詞で「つまる/抜け出せない/動けない」という意味です。
直訳)世界がうるさくて動けなくなった
意訳)世界の喧噪に動けなくなった
And things don't look up when you're going down
動詞のlookは「見る」で副詞のupは「上の方を/に」で意味は「~が上向く/良くなる」です。動詞のgoは「行く」で副詞のdownは「下の方へ」で意味は「~が下を向く/悪くなる」です。
直訳)物事が良くなくて、あなたが下を向いている時に
意訳)何もかもがうまくいかなくて、俯いている時
I know your arm are reaching out from somewhere beyond the clouds
ここは特に解説するようなことがないのでいきなり訳に移ります。
直訳)私はあなたの腕が雲の向こうのどこかから伸びてくるのを知っている。
意訳)雲の向こうのどこかからあなたが手を差し伸べてくれる
You make me feel like my troubled hearts is a million miles away
make+人+動詞で「人を~させる」という意味です。troubledは形容詞で「困った/問題のある」という意味です。
直訳)あなたが私を私の困った心が100万マイル遠くにあるように感じさせる。
意訳)あなたのおかげで私の曇った心が遠くにいったように思えるよ。
You make me feel like I'm drunk on stars and we're dancing out into space
drunkは形容詞で「酔った」という意味です。
直訳)あなたが私が酔っているように感じさせ、私達が宇宙に踊り出ているよにも感じさせた。
意訳)あなたのおかげで私は酔っているようだ。そして宇宙へ躍り出ているようだね。
Celestial Celestial
意訳)空のかなた 最高だね
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回は私が大好きなアーティストであるエド・シーランさんの「celestial」の歌詞解説をしました。いかがでしたか?ぜひ、残りの歌詞も和訳してみてください。では、次の記事でお会いしましょう。
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