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深堀り英単語 ~language~


languageの語源をたどる!

 今回は英単語 languageの歴史をたどってみようと思います。では、さっそく単語の歴史の旅へ出かけましょう。

languageの歴史をたどると行きつく所

 languageの歴史をたどるとラテン語のlingua(舌)に行きつきます。その後、古フランス語(9世紀~13世紀頃のフランス語)に借用されlengue(舌)となり、フランス語(16世紀以降のフランス語)に借用され、langue(舌),langage(言語活動)となり、そしてついに英語へと借用され、language(言語)となりました。
 まとめると、もともとはラテン語のlingua(舌)が様々な言語の中に入り、形を変えてきたという歴史がlanguageにはあるということです。

ラテン語のlingua(舌)が語原の単語

 ラテン語のlingua(舌)が語原の英単語はlanguageだけではありません。この章では、language以外の例を紹介します。

bilingual

 「2か国語を操る」という意味のbilingualですが、語源はbi(2つ)、lingua(舌)が語原です。
 multilingual(多言語の)、monolingual(単一言語の)、linguistics(言語学)も語源はラテン語のlingua(舌)です。

lingo

 「外国語」を意味するlingoですが、この語も語源はラテン語のlingua(舌)が由来です。

linguine

 パスタの種類の名前であるリングウィーネを意味するlinguineですが、これも語源はlingua(舌)です。原義としては、「小さな舌」です。

最後に

 最後まで読んでいただきありがとうございます。今回はラテン語のlingua(舌)が語原の英単語を紹介・解説しました。いかがでしたか?英単語の語源を調べてみると意外な事が分かったりして楽しいので是非、調べてみてください。では、次の記事でお会いしましょう。

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