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シニアで専門的・技術的職業に就ける人は少数派


シニアで専門的・技術的職業に就ける人は少数派

読了した本の感想の続きです。

統計で考える働き方の未来 ──高齢者が働き続ける国への電子書籍 - honto電子書籍ストア

p200~の高齢期キャリアの実装で統計データが紹介されていました。
それは、年齢の経過に従って職業人口比率が大きく低下する職についての記述です。専門的・技術的職業の職種においては、50代前半で16.3%であったものが60代後半ではその比率が9.0%まで下っているということでした。

つまり、シニアで専門的・技術的職業に就ける人は少数派なのです。

しんちゃんも40年以上エンジニアとして現場で働いてきました。扱っている製品は高性能のセンサーで、それに伴う技術は特殊なものが多く専門性の高い仕事でした。50代後半に定年後の職業を探してみたところ、この専門性を活かせる職業はとても少ないと感じていました。なので、この統計結果は納得のいくものでした。

先日インタビューさせて頂いたAさんも専門性の非常にたかい職種の方でした。

シニアライフインタビュー:第一弾:シニアライフの現状調査・研究:その4|lingmu0788

Aさんは退職前から定年後に声がかかる職種が3つあると聞いていたそうです。実際、自分が定年になったときに自分がその職種に該当していた為に仕事の依頼があったそうです。しかし、それ意外の職種では専門性を活かした仕事につくのは難しかったということです。

それでは、働くシニアが増えている昨今、この様な専門的・技術的職業に就いていた人達はどのような仕事に実際ついているかというと、職業訓練が短くてすむ現場の作業員として働くケースが多いようです。

やはり長年かかって培ってきた技術や知識をセカンドキャリアでも活かしたいとは誰もが考えることです。しかし、よっぽど突出した技術を持っていない限りはそのような職種につくことはできないのが現実です。

そうすると、今までの経験がゼロになってしまうような喪失感をもつようになりがちです。しんちゃんもそうでした。とっても残念な気持ちになりました。

しかし、50代後半から徐々に視野を広げていく中で長年の仕事で培ってきた経験はただ単に専門的な技術や知識だけではなかったと気づくことにより、新たな希望を見出すことができました。

しんちゃんの世代では、
会社に入ったらすっと勤め続けるもの
年とともに経験、能力、知識、技術は右肩上がりで上昇していくもの
つねに成長を続けて、それに伴って役職も上がって給料もあがっていくもの
というイメージがあるものです。

しかし、多くの定年後のシニアはどこかでその考えを変えなければいけない現実が待っているということです。人によってその時期は様々ですがどこかでその変化を受け入れざるおえないのです。

では、では。



定年前後の悩めるサラリーマンの悩みに
いっしょになって、じたばたする
変なオジサンの しんちゃん です。

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