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一番好きなインテリアショップ、すべての年代で「ニトリ」「無印良品」がTOP2

今回は10~60代の男女を対象に、一番好きなインテリアショップを調査。また、そのインテリアショップを好きな理由についても聞いてみました。


1.10代では「無印良品」、そのほかの年代では「ニトリ」がTOP

代表的なチェーンのインテリアショップの中で、一番好きなお店を聞きました。

「この中に好きなインテリアショップはない」という人の割合は、全体で2割弱
一番好きなチェーンのインテリアショップ、全国TOPは「ニトリ」で27.1%、2位は「無印良品」で19.0%となりました。
3位以降は「IKEA(イケア)」「Francfranc(フランフラン)」「CAINZ(カインズ)」が1割以下で続きます。ランキング外となりましたが、「ロフト」は5位の「CAINZ」とほぼ同率で6位でした。

年代別にみると、すべての年代で「ニトリ」「無印良品」がTOP2という結果になっています。
「無印良品」は、10~20代で割合が高く2割台です。男性よりも女性のほうがやや高くなっていました。
10代のTOPは「無印良品」、3位には「ロフト」がランクインしています。
20~60代では「ニトリ」がTOPで、特に50~60代では3割強と高くなっています。女性よりも男性のほうがやや高くなっていました。

「Francfranc」は30代で3位にランクイン。年代でみるとあまり差はみられませんが、男性よりも女性のほうが高い傾向にあり、特に10~30代の女性で高めとなっていました。
「IKEA」は、20代と40~60代で3位に入り、40代では1割超とほかの年代に比べて高めでした。

グラフにはありませんが、エリア別にみると北海道で創業した「ニトリ」は、北海道で割合が4割弱とダントツでした。

2.一番好きなチェーン店のインテリアショップTOP3の好きな理由を紹介!

一番好きと回答したチェーン店のインテリアショップについて、好きな理由を聞きました。

全体1位の「ニトリ」を好きな理由をみると、「価格が安い」がダントツで5割超となっています。「お、 ねだん以上。」のフレーズも有名ですが、価格に対して魅力に感じている人が多いようです。
2位以降は「品揃えが豊富」「お店に入りやすい、店の雰囲気がいい」「商品が見やすい/探しやすい」「店がきれい・清潔・広い」が2~3割台で続きます。価格だけでなく、店舗自体への評価も高いようです。

全体2位の「無印良品」を好きな理由は、「デザインが好き」が5割台後半で1位に。
2位には「お店に入りやすい、店の雰囲気がいい」がランクイン。また、長く使える、素材が良いといった「品質がいい」も3割超で3位となりました。いずれの項目もTOP3のインテリアショップの中では最も高くなっていました。
5位の「店がきれい・清潔・広い」と、ランキング外ですが「ショッピングセンターなど他業種のお店が集まるところにある」も2割超と高めでした。10~20代では「無印良品」が一番好きという人の割合が高くなっていましたが、デザインや質の良さに加えて立地の良さなども、若い世代から支持されているのかもしれません。

全体3位の「IKEA(イケア)」を好きな理由1位は、5割超で「デザインが好き」
2位には、「価格が安い」が3割台後半でランクイン。3位以降は、「品揃えが豊富」「店がきれい・清潔・広い」「お店に入りやすい、店の雰囲気がいい」が2~3割台で続きます。
また、ランキング外ですが「色やサイズが豊富」「自分で組み立てられる商品が充実」「コーディネート提案やシミュレーターが充実」も、ほかのインテリアショップと比べて高めの割合となっていました。

TOP3以外にも、「Francfranc(フランフラン)」では「デザインが好き」が8割超の高い割合で、「色やサイズが豊富」「流行を取り入れている」といったデザイン関連の理由も高めとなっていました。「CAINZ(カインズ)」では、「価格が安い」「品揃えが豊富」が高い割合となっていました。「ハンズ」は、「品揃えが豊富」「お店に入りやすい、店の雰囲気がいい」「商品が見やすい/探しやすい」の割合が高めで、特に「アイディア商品がある」は、ほかのお店と比べて最も高く4割でした。「ロフト」は、「流行を取り入れている」が高めの割合でした。


チェーンのインテリアショップは、実店舗に対する魅力と商品自体への魅力、それぞれ好まれる理由があることがわかりました。年代による差もみられ、今後もどのように好みが変化していくか興味深いですね。

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実施時期:2024年3月28日~2024年4月1日
有効回収数:5255サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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